NEWヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

脳の働き~シンプル、エコに

プロの条件の目安について、私の体験でもあり、一般的に言われていることです。発声と違うのですが、ピアニストの指、これは常人離れして強いと思いますか。実はアマチュアと差がないそうです、つまり指のタッチの筋肉系を鍛えても、空手などではよいのでし…

身体知

身体知の話です。私が量のことを言ったのは、根性や精神力や忍耐のこととは違います。かつて芝居の修行などはそういう中で磨かれていったと思います。しかし、私は心地よくさせることでの声の習得を目的としています。楽にというか、楽しく取り組んでもらい…

イメージの共有

私はレッスンでよくイメージの図を描きます。体や頭、顔、喉、メロディ、リズムなども、二次元の世界でイメージとして伝えようとします。最初はわからなくても、だんだんと私が何を言いたいのかがわかってくるようになってきます。 トレーナーと本人との間に…

正確さを求めるな~ホムンクルスの図

体のマッピングを正確に知ることが、絶対条件のように説かれることが多くなりました。自分の体ですし、まして、それを楽器として声を出すのですから、知ることも学ぶことも、教わることもよいです。ただし実演家として、最も大切なのは、正確な体のマッピン…

知識と実践

生理学や運動学は学んできましたが、現場では、私はそれを机上のQ&Aとして、知っていても使わない、使えないものとして、封印しています。研究所には、人体の骨格や喉などのパーツの模型が、いくつも揃っていて、まるで病院か理科室のようです。しかし、私は…

人と違うレベルの声

大声トレーニングで教えているベテランの役者に、プロの役者とやっている人に、トレーナーが「方法が間違っている」とか、「科学的な理論と違う」と言うとしたら、「ちょっと待て」です。 練習をして、自分の声を、人が一声聞いて、鍛えられている、人と違う…

絶対量の累計経験

人より優れるためには、誰よりも練習しなくてはいけないというのは、馬鹿正直な考えです。そこから抜け切らない人も少なくなりました。 声について、私は日本で一番とはいえませんが、ある時期、これほどやる人はいない、と思えるところまでやりました。 歌…

選択問題

楽に少ない練習で、すぐに50の出来になるのと、時間をかけてたくさんの大変な練習で60の出来になるのと、どちらをとるかというときに、昔の人は後者を、若い人は前者をとるのかもしれません。これが効率というものの正体です。その選択のどちらが正しいとは…

理解とトレーニング

ヴォイトレは発声も呼吸(法)や聴力など、身体と習得していくものです。体への理解と、体の発達にトレーニングを必要にします。それを頭で考え、やろうとする人が増えたことが問題です。 喉の仕組みを知って、正しく使うことが、前提という考えを持っている…

一般化による退行

芸に関わらず専門分野の一般化は、メンタルやフィジカルで選抜されていた優等生ばかりだったところに、そうでない人が入ってくることに伴い、様々な問題となって現れてきます。専門家の方法が通用しにくくなり、混乱してきます。目標と必要性、意欲について…

メンタルからフィジカル、そして

メンタルの問題、心療内科や精神科医につながるようなことについて、フォローすることが増えました。何人かのトレーナーにも基礎的なことを学んでもらいました。私が大学性の頃に学んだことや音楽療法などで知ったことも役立っています。 そういえば、私が学…

声が聞こえる

あなたの声も歌も、みてくれと言われるとみています。多くのレッスンはそこで終わりです。しかし、みてくれと言われなくとも、私は、あなたを感じようと沈黙します。あなたが私を感じさせたら、そこから、あなたは変わっていくのです。 他のトレーナーの指導…

声がなくなる

ヴォイトレのレッスンというと、以前はスケールの上下降することや「アエイオウ」のヴォーカリーズ、歌いあげることのように思われていたようです。 私はその人と、人間として向き合いつつ、その時間は相手も私もいなくなってしまうのを理想としています。声…

人知を超えて

声の動きに、そこからこぼれてくるニュアンス、印象、余韻を、散る桜の花びらの舞いに例えたいと思います。そこに人間の力、いや、人が人を超えた力が働きます。歌があれば、声が、音楽の中のことばと溶け合うのです。私はその天使となれる日を夢見ていまし…

一声、一フレーズ、一曲の関係

多くの人を通して、一つの歌、一つの声のその成果を、最高のレベルに結実させるようにしています。それには、声が成立するところがスタートです。それを私は「ハイ」という一声から探っています。 一声で成立させることが無理なら、一フレーズで、一フレーズ…

体の声

歌い手は歌という作品で勝負しますから、1オクターブ半で3分間という単位を中心に考えます。ディレクターは、90分というステージ構成で考えるので、どうしても、こなす、まとめる、あげるという方向になります。どちらもベテランになるほど技巧者になります…

トレーナーの限界

トレーナーに個性があるほど、メリットとデメリットを両方、受けることになるのです。ここでは、私が仲介できるようにしています。個性のないトレーナーが、基礎トレーニングとして適していることもあります。 トレーナーが自身の限界(才能と長所、短所)を…

飛躍のためのレッスン

声と音楽の配合によって本当の歌が生じる飛躍の瞬間があるのです。 それを、予期して引き出すのが、私の中では、最高のレッスンです。そのようなレッスンは、100回に1回、100人に1人ですが、確かにあるのです。そのようにセッティングしないと、才能ある人が…

2つの役割

ヴォイストレーナーは、声に関して、芸道の基礎を作っていく、という役割があります。これは、声楽家のトレーナーでも声楽かぶれしていなければ、半分はお任せしてもよいと思います。 もう一つ、表現のオリジナリティを見抜くこと、これは、音楽プロディーサ…

幅を広げること

声の器を大きくするというのは、上の線(頭声や裏声)を伸ばしたり下の線(胸声)を伸ばしたりするのではありません。上の線と下の線の間に幅をもたせ、その中でいろんな線の引ける可能性を高めていくことです。 一つの声でも、「縦の線に」と言っています。…

方法、メニュによし悪しはない

こういう方法のよし悪しは、よく議論されます。しかし、方法やメニュ、トレーニングは、目的のために行うものです。例えば「ハイ」をやったら歌いにくくなったと言っても、当たり前のことです。これは、すぐに歌うためのトレーニングではないからです。 こう…

基本の基本「ハイ」

基本の一声として、「アー」でも「ヤッホー」でもいいですが、私は「ハイ」をよく使います。「ハ、イ」という、元気のよい明快な声ではなく、「Hai」と体からストレートに出てくる声です。Hは声帯音で、発声に障害のある人が、最初のきっかけにとる音でもあ…

理想のレッスン

スケールなども、最初は1音ずつ正しくとるのはやむをえませんが、レガートに一つの線上に声(音)がおかれる感覚を養うことです。一般的なレッスンをみると、あまりに雑すぎます。 ピアノを弾いていて、注意しないために雑になるのでしょうか。しっかりと聞…

歌唱表現と技法のギャップ

解剖学や生理学の勉強をしても“身”につくものはありません。第一線のオペラ歌手やポップス歌手にそんな人はあまりいません。トレーナーとして人に教える時に、学ぶのはよいことでしょう。餅は餅屋に任せましょう。 歌うときは、頭を空にしないと、オーラ、集…

圧倒的なインプットのための課題でのアプローチ

マンネリを防ぐのは、表現の世界での具体的なアプローチをしていくことです。 歌がうまくなりたい。自分の歌が歌いたい。これに声だけが出ても無理です。リズムや音程のトレーニングをしても無理です。一流の人が学んだのに習います。時間や量を効率化するの…

基礎のフォーム

初めて何か新しい、スポーツでバッティングなどをスタートしようとすると、余程、勘がよく、体や感覚が優れている人を除いて、ほとんどは手や足、部分的に力が入って、痛くなります。そこで手首のスナップなど教えてもらっても、ボールになんとか当たるだけ…

二重の方針

とはいえ、誰もが一流の大歌手などを念頭おいているわけではありません。声楽のトレーナーで、声域やバランスについては、他のところのトレーナーより、ずっと条件の変わることを長期的に考えた上、短期の成果も出すことを、セットしているのが、今の研究所…

声そのものでみる

ヴォイトレは、うまくなるために受けるのに、一時でもコントロールが乱れたら失敗と考えるのでしょう。基礎から変えたいなら、大きく変わるためには、今の発声から離れなくてはいけないのです。バランスとピッチ、リズムにだけ合わせようと、くせをつけたり…

バランス重視で没個性

気をつけなくてはいけないのは、すぐに仕上げようとするなら、必ずバランス重視となることです。バランスを整えるのは平均化です。そこから個や我が出てくるでしょうか。むしろ、それを抑えることがバランスをとるということになりがちです。 「我」が、くせ…

判断の違いに学ぶ☆

声に関する絶対的な判断はないということです。声楽家でさえ、一流の人は、生涯にわたり研究して発声を変えていきます。スポーツ選手、野球選手やゴルファーでさえそういうものです。プロセスや芸の道に判断基準はあるから、レッスンは成立するのですが。相…