ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

18.トレーナーについて

まねの限界

何でもフリーに聞ける時代になりました。アーティストの音源を聞かないで、トレーナーを見て学ぶだけではよくありません。 学びやすくするためにトレーナーは、体や息を大きく使ってみせることがあります。 そうしたパーツとしてのトレーニングでは、全体像…

一流の見本とトレーナーの見本

ヴォイトレで目指すべき声のモデルのとり方について考えてみます。それを演奏能力にとるのか、楽器レベルにとるのかは、両極といえます。 養成所としての研究所の頃は、歌唱を1フレーズでチェック(コピー、デッサン、フィードバック)、自主トレとして、毎…

トレーナーの割り振り

どういうトレーナーを選ぶかは自己責任です。選んだ以上、選んだトレーナーをどう使うかが大切です。メニュもトレーナーにも当たりもはずれはあります。しかし、そこからみると大したことではありません。 私はセカンドオピニオンをやっています。ここに通う…

基準と材料☆

私は理論、メニュやQ&Aをたくさん公開しています。「考えるな」と言っても人は考えてしまうから、それならとことん考え尽して考えるのが切れるのを待てばよいのです。私が考えておくことで省けるでしょう。 トレーナーは、説明して、自信をつけたり、信用さ…

第一線へ

アーティストで、一人でうまくできるようになった人は、必ず私の述べていることを自ら実行しています。別にどこかのトレーナーのメニュを使わずに、第一線にいるのです。 ですから、トレーナーは相手を自分の才能の範囲で判断して、自分の下においてしまうこ…

英語とヴォイトレ

英語でなく英会話が苦手という人も、これに通じます。外国人とうまく話せない人は、外国語力だけでなく、外国に接していない、慣れていないことが大きいのです。メンタル面の自信のなさが、フィジカルに影響して、実力を発揮できないのです。 英会話学校の体…

トレーナーの条件話し方の先生を例に

「話」となるとどうでしょう。話し方教室と比べてみます。 1.リラックス、緊張緩和、あがり防止 2.スピーチやプレゼンテーション、音声コミュニケーションの技術(パフォーマンス) 3.話の構成、内容、意味(ここは、文章で起こしてもわかる部分) 声もせ…

トレーナーの条件に日本語教師を例に

日本語を外国人に教えられると思うのですが、相手の母語国語についての知識がないと効率が悪いもです。日本語教師は必ず、日本語だけでなく、相手の母語との音声での比較を学びます。 ヴォイストレーナーにおいても、自分がしゃべれる、話せる、歌えるだけで…

トレーナーの本当の力

ときに、とんでもない要求があります。「プロの歌手よりうまく歌ってください」、「プロの役者よりうまくせりふを読んでください」、「アナウンサーよりうまくニュースや早口ことばを読んでください」、などです。 世の中には、スーパーマンのように何でもで…

変わるために変える

これまで、いろんな人に会いました。欠点が目につく人ほど、それだけ欠点があってやれているのはたいしたものだ、その力の本質は何なのだろうとみてきました。 いろんなアーティストとつきあってみると、必ずしも、その地位相応に常識やマナーのある人ばかり…

トレーナー捜し

トレーナーを探すのは、自分の能力をつけていくためです。どんなトレーナーであれ、あなたがそのトレーナーを最大限に使い、最も大きな成果を求めていくことです。 すぐに合わないと決めてしまう人は、心の問題です。優れた人は、どのトレーナーにも合うので…

相性とスタート

まだ何者でもない人は、トレーナーなどを選ばなくてよいと思っています。本人が未熟な経験で選ぶより、私が選ぶほうが結果として適切なはずです。 でも、あえて自己責任で遠回りをしてみるのも悪くありません。自分にぴったりのトレーナーや歌にめぐり会うに…

トレーナーを選ぶセンス

人をみる眼を持つことは大切です。すべては人との関係で築かれていくからです。なかには腐れ縁というものもあります。人をよしあしやメリットデメリットでみることはよいこととはいえません。 しかし、自分の時間やお金を投資する、つまり、何かを得ようとい…

声から表現に

実演家が声を育てることについてのメリット、デメリットとその判断の違いについて述べます。 私のようにトレーナーであっても、作品の選択やアドバイスまで加わるようになると、あたかもプロデューサーに近い役割になって、ぶちあたる問題があるからです。 …

トレーナーの出身

かつてトレーナーは、皆、実演家でした。先輩として後輩を教えていたのです。そこには世代、つまり年代の差=年齢差があり、おのずと師-弟子の関係があったのです(師は、一家を成し、家元ともなりました)。 芝居で、演出家は俳優から、プロデューサーに、…

トレーナーのアドバイス

トレーナーにつくのが、よいというのでなく、そこから最大限、吸収して、役立ててください。トレーナーを変えるのも他のトレーナーに学びにいくのも悪いことではありません。自らの軸があれば、そこでの遠慮は不要です。 あなたのためを思うトレーナーなら、…

トレーナーの答え

トレーナーに、「どうすればよいですか」と聞くのはよいでしょう。でもその答えは、一つの意見としてとどめておきましょう。日本人は、自分の思うことの言語化に慣れていません。トレーナーもあまりことばで適確に言えないことが多いのです。自分の活動に実…

トレーナーに就くということ

トレーナーが言ったからでなく、自分がどう感じたかがあり、そこからトレーナーのいったことを考えたり、感じていくのです。トレーナーのいったことが今できないのなら、今、やろうとしないでよいのです。それができていく方向へセッティングしていくという…

「うまい」の先にいく

しぜんにうまい人の弱点は、他人に合わせるのが器用で、そこで認められ、自分のものに戻らず、素通りしてしまうことです。こういう人は、アーティストの感覚をもち、いかに自らが鈍いかを自覚しない限り、そこからの飛躍は絶望的です。歌のうまい人も大体、…

トレーナーに求めるべきこと

ギャップを正しく知るためにはどうすればよいでしょうか。自らの力が、可能性をもって伸びるために、何を材料にすればよいでしょうか。その選択こそがトレーナーに求められるのです。つまり、ステージや作品から、本質的なものを学ぶ力をつけられるように学…

本音で信じられるか☆

トレーナーを信じられるかというのは、自分に信じる心があるかを試すということです。それは同時に、今、ここにあることを素直にとり入れようとする心があるかどうかということです。 本心では最初は信じられていない人もいます。レッスンに信じる何かがある…

複数のトレーナーについた経験について

わかりやすさ、求められるレベル、やり方、優先順位、判断の違いなど、トレーナーの比較から得られるものは大きいでしょう。いろいろと学べます。 しかし、受け手に柔軟性がないと、「どちらの先生が正しいの」「どのやり方がよいの」「いったい、どれが正し…

教えられた経験について

トレーナー本人の教えられた経験の有無について述べます。役者やヴォーカリストには、器用で、すぐに現場でプロとなれた人がいます。こういう人は、同じタイプで、仕事にすぐに選ばれた人にアドバイスするにはよいでしょう。しかし、一般の人や初心者を教え…

日本のトレーナーの限界

レクチャーでは多くのプロ志願者と接してきました。すると、あたかもどこかで親切なトレーナーをみつけて、ゆっくりと自分の才能のなさに気づかぬように夢をあきらめさせてもらうプロセスをとっていくかのように思わざるをないことが少なくありません。 大切…

安易に始められるヴォイトレ業

指導上ですぐれている、いないの判断は、多くの経験を持たなくては難しいものです。 最近は、 1.歌手への目的をやめ(あるいは、あきらめきれぬまま) 2.食うために他に手段がないから(まともに働くのがいやだから) 3.他の職がつとまらないからとか、ヴ…

ヴォイトレのアルバイト

もっともエネルギーのいるのは、力をつけることでなく、世の中に出ていくことです。 ですから、私は本当にプロをめざしたいという人に、トレーナーをアルバイトにすることは勧めません。お金が必要なら、他の仕事を勧めます。たとえ音楽の仕事でなくともよい…

ヴォイストレーナーの出身の違い

かつての歌手の育成、声づくりは、作曲家がしていました。坂本冬美さんを七年かけて育てた猪俣公章さんが亡くなった頃、そういう時代も終わったかのように思えます。つまり、かつては弟子入り、住み込み十年でデビューというものでした。まあ、声のよい人を…

歌手を育てる人

歌手は歌手をなかなか育てられないということを、頭に入れておいてください。 これまで作曲家、アレンジャー(サウンドクリエイター)、プレイヤー、プロデューサーが、トレーナーの役割をヴォイストレーナー以上に果たしてきたとも思います。 日本の業界の…

トレーナーの出身別活用法

出身別にトレーナーの得意なところを述べます。私は自分で体現できたことを自分でない他人にも通用させるのに、また自分の直感を客観的基準としてみるために研究してきました。才能ある他人の判断基準を学び、科学的な測定や実証に携わってきました。 トレー…

カウンセラーとトレーナー

結果を早く求めるとうまくいかなくなり、一緒に悩んでくれる人を求めます。トレーナーがそういう対応をすると、そこに情を感じ、親しみを感じるものです。それが本当に自分のためになることと混同してしまいます。そういう人には、トレーナーはただのカウン…