NEWヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

21.その他、アーカイブ、研究所史

姿形の制限と音声の成立

日本人は、音声よりも形、耳よりも目を重んじてきました。声も話も歌も、ヴォイトレも、フィルターをかけてゆがませているというのが、私の持論です。 私は、研究所を、「音声、表現、(生)舞台での基本」を学ぶところとしました。目をつぶって聞こえてくる…

オペラ歌手の基本に範をとる

今、私は能という、舞うのも座るのも形があるもの、型の決まっているものに接しています。謡の声は、姿勢、肉体の制限下に調整しなくてはなりません。直立不動の合唱団で発声を最高にするためにそこから何をするかということに似ています。そこで私は、そう…

一流の感覚

私が最初から研究所でめざしていたのは、一流の人材の養成です。心技ともにずば抜けたレベルに到達するためにレッスンとトレーニングがありました。スタートラインがプロへの指導だったために、必修でした。一流育成のために、世界の一流に学ぼうということ…

カラオケと初音ミク

自分の声や歌が嫌だとか、めんどうだとなると、ヴォーカロイドを使うようになります。その是非はここでは問いません。クールジャパン、日本の商品文化として大いに世界で広まると良いと思います。生身でない分、24時間、世界中で同時に活躍できるのですから…

背景と蓄積の力

研究所は何もないところからから私とその当時のスタッフ、生徒がつくりました。何年もたつと、そこにずっとあるかのように思って、人がきます。ここを、どれだけ多くの人が多くの時間とお金と汗と涙をつぎ込んで維持してきたのかを、わかってもらうのは難し…

声とその専門化の領域

声のトレーナー、それに似た職の資格をつくるという話は、いろんなところから持ち込まれてきました。私はいくつかの理由で保留しています。 1.定義ができない 2.出身畑(出自)がさまざまである 3.すでに多くの人が名乗ったり使っていて、それぞれに実績…

ものまね芸人とカラオケバトル

ものまねの人や腹話術の人も、声を扱う私の大きなテーマの一つです。プロの歌手を目指す人は、作詞作曲の力が重要となりつつあるのですが、一方で歌唱力としては、お笑い芸人やタレントのものまねレベル(カラオケマシーンで90点レベル)を一つの目安にする…

視覚効果と耳の力

伝わるとか感動させるというのは、本物であろうとなかろうと、映像特有のみせ方にマッチすると「すごい」となるのです。 私は目を開けても、つぶって聞くのと同じ聞こえ方ができるようになるのに、10年以上かかりました。それからは、目をあけていても同じよ…

発声と歌の評価

私は、十名ほどのトレーナー全員とレッスン生のステージでの歌を評価し続けてきました。そこで、ポピュラー出身の生え抜きのトレーナーと、声楽家出身のヴォイストレーナーとの評価の違いに悩まされました。 声楽家は、アマチュアに対して、曲、つまり楽譜に…

研究所の個別レッスン

研究所において、2000年までは、著名な演出家やプロデューサー、黒人のトレーナーまで加えていきました。グループレッスンの充実のための妥協でした。 そこから個別レッスンにして声を中心に回帰させました。その結果、全体で歌手は半分、後の半分は役者、声…

J-POPSの力

欧米の流行をまねてきた日本では、声や歌の完成に伴わない分を機材(ハード)、そしてヴィジュアルで補っていきました。 それこそが、今やヴィジュアル中心で世界に評価されるようになったJ-POPでの裏に隠れた真実です。音声だけで成立しないための演出面で…

歌手兼任、歌手出身のトレーナー

ヴォーカル活動中のトレーナーには、自分の活動と他人のトレーニングの両立の大変さを伝えています。 私は人前で歌うことはトレーナーを選んだときにやめました。私のなかでは歌は決してやめたつもりはないのですが、ライブやコンサートという形では、退いた…

基本はハイレベルのために

私がここでやっていたことは、少なくても自分レベルで基本ができている人が、千人くらい出てきたら、トップにノミネートされるというハイレベルでやっていました。そこから、試行錯誤で体制を改めつつ、いつも変えてきました。 今は個人レッスンでやっていま…

演歌の時代から

20年前は、演歌の人も多かったのです。当時は、ヴォイストレーナーは作曲家の人か、クラシックの人しかいませんでした。大体、作曲家が教えていました。音楽を分かっている人があまりいなかったかです。、作曲家が曲を作って歌い手に教え、デビューさせてい…

トレーナーからの評判

どこの分野でもあることでしょうが、どれだけ手間とお金がかかるか、想像してももらえないのです。どこの援助もなく、研究活動を続けるのは大変なことなのです。 私のやり方についていろいろ言う人もいます。しかし、その多くは、私自身の直接のレッスンを一…

過去の体制★

ヴォイストレーニングの講座というのを、私もかなりのスクールやプロダクションを手伝ってから立ち上げました。ヴォイストレーナーやヴォーカルスクールはたくさんでてきました。ただ、そういうところでは大体1、2ヶ月で辞める人が大半です。 ここは、設立当…

一般的なヴォイストレーナーの仕事(専門)

ヴォイトレも日本中にたくさんのスクールや講座ができました。私は、いくつかの発足を手伝い、顧問もしてきました。あまりに安易で、やや平易するところもありましたが、お役に立てたらと思い残していると、日本の学校や教育というのを考えるよい機会となり…

日本ヴォイス研究所

私の場合は、もともと大手プロダクションにプロの養成を頼まれたところからスタートしているので、しかも音大にお世話になりつつ、音大出ではないので、異色かもしれません。日本ではヴォイストレーナーの草分けの大木先生と、日本音響技術専門学校に日本ヴ…

海外のオーディションの番組

「○○さんは、アメリカにいったら、どこまでいけますか」とよく聞かれます。「無理でしょう」と。いってもわからないから、向こうのオーディション番組の録画を渡して、「ここの予選で勝てると思いますか」と伝えます。そういうのをみると、案外とすんなり、…

日本の閉鎖性

日本というのは、今や特殊なステージの作り方をしなければもたなくなりました。私がライブハウスやプロデュースに本腰で関わるのを辞めてしまった理由の一つです。 客の立場から見ていかなければいけないのは、やむをえないことですが、そこで本質が失われて…

才能とその変質

年に300人も入れ替わり立ち代りがあるステージで、年3千~5千曲、全部の歌を、私は15年ほど毎月聞いていました。その中には才能のある人も、向こうでも通じるのに近いという人もいました。 向こうに行けば、基準ははっきりします。日本にいたら、そこをい…

トレーニングの目標

かつては、ここに演歌の人も多かったのです。当時は、レッスンのトレーナーは作曲家の人か、クラシックの人しかいませんでした。大体、作曲家が教えていました。音楽を分かっている人があまりいないので、作曲家が自分で曲を作って歌い手に教え、デビューさ…