NEWヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

22.音大、教育法、声楽、クラシック、オペラ

ワークショップの効用と限界

心身の解放だけで本舞台に通用するはずはないのです。わずかな時間で、参加した人の満足度で問われるから、そこでのサービス、効果体験の実感させなくてはなりません。それが、トレーナーの評価となります。 体も気持ちも解放されている方がよいのは、確かで…

海外の音楽スクールについて

日本では、「バークレー中退」などというのが肩書きに使われているそうです。卒業していないのは、肩書きではないのです。海外では入るのは誰でもお金で入れるからです。出るのが難しいのです。「早稲田中退」などというのが、日本で肩書きとなるのは、日本…

紹介

「すぐに紹介してください」と請われるのは、困りものです。紹介という意味をわからない人を、どうして紹介できるのでしょう。留学では、音楽に限らず、けっこう問題を起こしている人が多いのです。 音楽留学の実体は、体験レッスンにすぎないことがほとんど…

ワークショップについて

だいたいのワークショップの場合は、“自分で声が出ない状態を作っている”のを解放していくのです。それが、ヴォイストレーニングの名で行われています。トレーナーが、楽しくリラクスしてやろうとセッティングして、みんなでワイワイやるうちに、気持ちが解…

外国人のトレーナーについて

欧米には優れたトレーナーがいます。しかし日本人がそれについていけるかということになると、別です。コミュニケーション重点がおかれ、きちんとしたレッスンが成り立っていないのが、ほとんどの現状です。私も、これまで何人かのすぐれた外国人にトレーニ…

声楽をうまく使うこと

ポップスの曲にも、声楽の要素はあるのです。藤山一郎さんや淡谷のり子さんの時代あたりまでさかのぼれば、発声一つとっても簡単に真似できないことでわかるでしょう。しかし、今はこのことの理解は難しいと思われるのです。必要も感じないでしょう。 声楽出…

声楽と劇団、ポップス

1.日本の劇団などの養成所の発声練習に使われている 2.日本の多くのミュージカルでは、オーディションなどの歌唱に声楽の基準がある 3.合唱やアカペラ、ハモネプは、特に有効である 声についての悪条件の日本人が、音大にいるうちにも、とにかく声域を先…

日本人のポップスで声楽を学ぶメリット

1.高い声がもてはやされている、原調で下げずに歌いたい(そのままコピーしたい方が多い) 2.声量に悩む人が多い 3.上達しているという発声法、呼吸法での基準がある 私は多くの人に声楽をお勧めしています。子供から年配の方に、老若男女問わず、初歩的…

声楽家をトレーナーにするとき

ここの声楽家トレーナーの採用のオーディションでは、いつも人材不足です。 ここで、いくつか、声楽出身のトレーナーに思うところと、実際にお願いしていることを述べておきます。 まず、声楽家出身者はポップスを甘くみています。私から、声楽家にクラシッ…

声楽に学べること

私は今いくつかの面で、歌手だけでなく、俳優や一般の人のヴォイストレーニングにも、声楽の有効性と必要を説いています。 1.声を、曲を、丁寧に扱える(ピッチ、音程、テンポに厳しい)音楽的基礎 2.音楽的な流れ(構成)、ベーシックな流れ(フレージン…

声楽の実績

声楽は、確かな実績をあげています。ただ、あまりにも膨大に使われているので、一くくりで述べられるものではありませんが、 1.世界で地域、民族を問わず普及し、ある程度の成果をあげた(歌手やトレーナーを育てた実績) 2.誰もが何年かやると、それなり…

声楽の影響

欧米から入ってきたポップスやその日本調に変じた演歌は、当初、声楽と切り離せなかったのです。声楽家がポピュラー歌手になりました。これが声楽の発声トレーニングが、日本のヴォイストレーニングのベースとなったことにも影響しているのです。 1.日本語…

今のポップスに求められることと声楽

以前と条件が違ってきています。 1.マイク、音響技術の進歩 2.ことば(発音)の必要度の低下(テロップ/ライブ化) 3.海外のリズム(沖縄なども含め)の重視 ポピュラーを歌うのに、声楽のトレーニングは、必ずしも必要ありません。 現にJ-POPSにテノー…

声楽の条件

声楽の条件は、日本人には、過酷です。日本人の日常生活をひるがえすものです。だからこそ、おのずとトレーニングになります。 1.オーケストラに声が打ち消されない(声量) 2.遠くの観客にマイクなしに聞こえる(共鳴) 3.原調で歌唱、演奏する(声域) …

音大生のトレーナー

私がトレーナーで採用するのは、100人に1人くらいでしたが、今は推薦でだけ受けつけています。 オーディションでみられた音大出身生の特徴は、 1.ほとんどは大きな声か高い声は出るが、緻密なコントロールがない→正しい音程にこだわる、しかし、今は、大き…

音大生の課題

ピアニストなども、私は独力でやってきたくせのあるポップスのピアニストよりも、クラシックでリズム感がある人の方が育つと使えると思っています。ですから、音大生とはよく接してきました。 声楽家も、学び始めたときから声を大切にして欲しいものです。声…

オペラ歌手の課題

声そのものの弱さと、表現力のなさを補うことです。 1.リズム、グルーヴ 2.声の強靭さ オペラ歌手になりたいなら、10代からスポーツで体を鍛えることをお勧めします。三大テノールは、サッカー出身、ドミンゴは自分のチームをもち、パヴァロッティはプロ選…

声楽家のトレーナー

声楽を学んできた音大卒というキャリアで教えている人にも、問題は少なくありません。私自身は、声楽の発声も、声という点では同じであると思っています。ただ、表現のスタイルと、それぞれの要素の優先順位、重要度が違うのです。 特に声域を絶対優先にした…

声楽の本当の活かし方

オペラの歌い手、あるいはジャズ、ソウル、ロックでも、本当に力のあるヴォーカリストの声は、体から泉のように滞りなくあふれ出てくるかのようです。そのくらい声が自由に出れば、歌うのに苦労しないし、歌っていても気持ちよいと思う声を目指すというのが…