ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

23.一般的なレッスン、他のところのトレーナー、スクールなど

程度~ワークショップ

私がバッティングセンターで、プロのバッティングコーチに打つコツを教わると、快音が響くようになるかもしれません。うまくいくと最初は、よい結果が出るでしょう。でも次の30球で息切れ、集中力が切れ、やがて腕がマヒするでしょう。 100球中、70球ジャス…

一日の効用~ワークショップ

私は気づきを最大の効用とし、一日でよい声を出せるようにするワークショップには重きをおいていません。自分の今のなかでよい声が出たらそのままで通用するという、誤解を与えてしまうからです(私はそれを「ベターな声」と言っています)。 それならば、な…

声のリハビリ

1年間入院していた人が、退院した翌日にマッサージでほぐしてもらっても、マラソンには出られません。私は1週間入院したことがありますが、その後1ヶ月、あまり体を動かせませんでした。そこで、3年の計画を立てました。1年目は、息と体、2年目は、発声と共…

声の習得の自然な流れ

声づくりは、赤ちゃんの頃から声変わりの後あたりまでを前半(10代半ばから20代まで)とします。あとは加齢して変わっていくのを後半とします。声変わりまでのヴォイトレは、無意識に日常の中で、ハードに行われています。そこから意図的にヴォイトレをしま…

方法の限界☆

どのトレーナーもそれぞれの方法で教えています。新たな方法を知ったからと、習っているトレーナーの方法がよくないとか古いとか、否定してしまうくらいの浅い判断力では、何ともなりません。次のところに行くと、また、その前の方法が否定されるだけです。…

お客にならない

プロは客商売です。彼らにとってはアマチュアの人はお客様で、アンチファンにしておきたくはないのですから、よいことしか言いません。トレーナーも生徒がやめたら困ると思うと褒めることしかしません。こういう構造は知っておくことです。 厳しいことを言わ…

発声だけでみないこと

表現のための発声ですから、発声の理想から外れても、表現を優先させる判断力をもつことです。その優先順位をヴォイトレマニア、人が表現する場にいない人や、浅い経験しかない人、表現してこなかった人は、とれません。 私は歌を聞くときは発声でなく、歌を…

理論は理論

パワフルな声になりたいのとハードにやるのは別です。目的を高くポジティブにとる方が、効果が上がります。 そこは眺めがいいのです。世界を目指せば日本では通用します。結果がでればいいのです。 理論派のトレーナーは、皆さんの弱点が喉であり、そこを克…

脱効率化

早く安全に、という効率だけでものをみるのも、未熟なことです。一生かけて、何かをやる世界です。そういうところが認められないで、短期的にみて成果を云々される最近の風潮には、私は大きな疑問を抱いています。 「すぐに効果を出したい」そして1回体験し…

「○○流」と言う自己流と組織の盲点

問題を個々に受け止めず、○○流(自論、考え)で押し通すトレーナーもいます。学問であれば、これは独善に陥りますが、ビジネスや舞台では、それもありです。原理がわからなくても、現場で効果があがればよしとすることもやむなしだからです。商品開発でも、…

ワークショップ

ワークショップのもっとも大きな問題は、そこで行われていることが、レッスンやトレーニングへの前提、導入になっているようでなっていないことです。次のアプローチがないという点です。気づきとしてあっても、同じライン上に並んでいるだけです。実際は、…

チェックと自覚

目的が違うといえば、それまでですが、チェック機能、自覚のなさは、問題です。皆で声を合わせて応用しているだけでは、基本を深めることに役立っていないのです。 歌っているだけの歌い手の歌も、あるところから変わりません。話のスタイルも、中学生くらい…

マジックの効用

その日にすぐに結果を出すためのレッスンやワークショップというのは、考えものです。ますますそういうことを求められているからです。一番ひどいのは、TVやYoutube、動画といった映像で、目で見える効果を最大限に発揮するものですから、ビジュアル>オーデ…

パフォーマンスとしてのレッスン

応用、演出にすぐれたトレーナーは、それはそれで使いようがあります。「こうして、こうすれば声が出るでしょう」と、人気のあるパーソナルトレーナー(多くはフィジカルトレーナーを指す)もそうですね。5分でウエストがくびれるとか、バストが大きくなると…

まねられるのとうまいのと

プロの世界をみて一般の人は、似たことができるとうまいと思います。ですから、形を覚えるのは、てっとり早い上達法です。振りや表情、音色やフレージングまでまねます。 すぐに形でとれる人は器用な人で、そのまま楽に歌えます。 カラオケ教室に行って苦労…

ヴォーカルアアドバイザーとヴォイストレーナー

ベテラン歌手は、新人歌手にとって、トレーナーでなく、ステージ、実施、応用におけるよきヴォーカルアドバイザーなのです。同じ力をよりよくみせるのが、ヴォーカルアドバイザーです。 私の考えるヴォイストレーナーは、トレーニングで力をつけさせます。そ…

ものまねは即成法

ヴォイストレーナーが何らトレーニングたるトレーニングを与えていないことが多いのが現状です。ヴォイトレといわれながら、ヴォイトレの定義もバラバラです。多くの目的は、「早く」「楽に」「うまく難なく」という、カラオケ上達法になっているのです。そ…

即成法のデメリット

まねて似たら上達とする判断というのは、ある時期を限ってみると正しくとも、長期的には、正しくないケースが多々あります。 私自身ON BOOKS(音楽之友社)で出した「カラオケ上達法」は、演出面から入り、最後に基本について学ぶという構成にしています。 …

合わないという嘘☆

本人の感覚、もしくはトレーナー、声楽家の判断や理論を元に、ヴォイストレーニングが間違っているという人もいます。これは、「自分には合わなかった」「自分ではうまく取り込めなかった」ということとどう違うのでしょうか。効果をあげるように使えなかっ…

遅れている

声楽の中にも、いろんな考え、価値観、方法論、適用の仕方があります。優先順、重要度も異なります。とはいえ、百年を超える歴史の中で、オペラの伝統と権威ゆえか、お山の大将も多数いらっしゃいます。 ポップスや役者声、ふつうの人の日常の声に偏見をもち…

外国人トレーナーのロス

一流のヴォイストレーナーには、10歳くらいで世界に名の通るほどのプロとやっている人もいます。そんな芸当は、日本ではできません。日本のトレーナーだからできないというのではなく、そういうプロ歌手は、勘も体もセンスも特別にあり、トレーナーも楽とは…

「誰でも」の意味のなさ

トレーニングさえ、誰でも楽に簡単ですぐに習得できるものがあるようになり、しかも、安いからよいというのが売りになるという最近の傾向は、残念に思います。そこが多くの人のニーズでもあるから、ビジネスとなるのはわかりますが。 ノウハウと正解だけを一…

満足感充実感と成果の違い

私のところでは、日本のトレーナーだけでなく、海外のトレーナーとレッスンをしていた人もきます。いくら著名なトレーナーであっても、リップサービスだけ受けて満足して、会ったことを自慢したいだけの結果になっていることも多いようです。本当に力があれ…

トレーナーなのに声をみない

プロデューサーやアレンジャーに近い人は、作品中心で、流行に翻弄され、ヴォーカリストや役者の体やのどから声を考えられません。将来の可能性よりも、今の状態での使いやすい声やバランスのよい声を選びます。日本人をみる外国人トレーナーもこの傾向が大…

今のヴォーカルのヴォイトレ法

ヴォーカルの声はしだいに浅く、小さく生声になり、かつてのように、話す声、地の声でプロとわかるどころか、素人以下になりつつあります。第一の原因は、誰もが無理にハイトーンへ音域を伸ばしてきたからです。そういう要求に、すぐに対応してしまうトレー…

使えないノウハウ

もっとも大きな誤りとなるのは、ある程度、できた人が教えるために他人のノウハウや方法を受け売りする場合です。その人は応用できる力があるからできてしまうのです。でも、それを教えられた方は、ずっと下のレベルですから、さらに未消化で、いつまでも変…

わかりやすく教えるトレーナーではだめな理由

トレーナーは、わからないよりはわかるように教えます。わからなくてやめて来なくなるよりは続けさせるようにします。あたりまえですがやめたら先がないのでそうならざるをえません。つまり、トレーナーの仕事は、私の考える理想よりも現実重視、将来の可能…

コミュニケーションと才能

ヴォーカルの場合、効果や目標そのものがあいまいなことが多いです。それが迷いのなかで無駄な日々を送ることになりやすい第一の要因です。そこで、本音を言わず、というより、トレーナーと本人が共によい関係を保つために、本質や真実を見失い、現実や事実…

スクールについて

音楽スクールは、多くの場合、ギターやピアノを中心に開設されてきました。ピアノやギターは、楽器を手にもった日がスタートであり、受講生は明確にレベルの差に応じて分けられます。マニュアルや教本もあるので、一から十までそれに添って教わることができ…

ヴォイストレーニング教室について

今、ヴォイストレーニングの教室がたくさんあります。プロデビューを掲げているところもあります。「デビューさせます」という売り文句で採るのは、おかしなことです。デビューできる人には、プロデュースする側が、お金を出してデビューさせるものです。オ…