NEWヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

29.ブレスヴォイストレーニング研究所とトレーナー

私のヴォイトレ

私のヴォイトレは特殊なもののように思われるかもしれませんが、声の自然に育つプロセスを、一般の人ではなく、一流のアーティストレベルから持ってきているものです。正しいとか、間違いなどはないのです。 私のが正しい方法、他のトレーナーが間違った方法…

声の日常とドラマチック

オペラが非日常なものに対し、ブレスヴォイストレーニングは日常ですが、区分は、あいまいです。もともと舞台は、非日常とはいえ、日常のハイテンションでの集約に過ぎないともいえるからです。 日常生活の中でも、ときにはドラマ以上に、ドラマが起きること…

深い声と高い声

声楽は日本人の場合、多くがテノール、ソプラノ中心なので、ハイトーンと頭声共鳴が優先されているのは否めません。 私はそれを逆手にとって、日本の声楽をJ-POPSなどのハイトーン、ファルセットの習得に利用しています。ポピュラーの本人しか通用しない、中…

組み合わせる

ブレスヴォイストレーニングと声楽の組み合わせで、相互の弱点を補完することもできます。共に、イタリア人のような体からの深い声を得るのが目的です。 バスやバリトンの人には、ブレスヴォイストレーニングと同じことを声楽で行っているようなものです。こ…

ブレスヴォイストレーニングと声楽

声楽は、オペラの基礎づくりです。それに対し、ブレスヴォイストレーニングは、話し声から歌まで含めた人間のコミュニケーションのための音声の基礎づくりです。広くは、叫び声、泣き声、怒り声なども含めます。 ブレスヴォイストレーニングは「アー」や「ハ…

日本人の欠点

私が日本人の歌手や役者に決定的に欠けているとみなしていたのは、 1.力強さ、タフさ 2.完全なコントロール力、ねばり 3.声としてのオリジナリティ 4.演奏としてのオリジナリティ 5.即興力 ほかにコーラスや構成、展開、全体を統一する力などもあります…

なぜ声優、役者に使えるのか

ブレスヴォイストレーニングは、役者や声優の荒っぽい大声づくりで、声を損ねて悩んでいる卵たち(やプロ)に、特に使われています。歌手では本格志向の人が中心でしょう。お笑い芸人が多くなったのは、歌手よりも地として強く、太く、インパクトのある声が…

リスク回避のための音楽的感覚の必要

私は当初、声そのものを鍛えるためにブレスヴォイストレーニングを提唱していたのです。ところが、歌手なのにあまりに音楽的感覚の不足から、声を損ねる人をみました。そこで、音楽フレージング感覚を吸収できる方法をメニューに入れたのです。 さらに、声楽…

ブレスヴォイストレーニング法の誤用

ブレスヴォイストレーニングに対しては、2、3年くらい、しかも私の指導下でなく、それまがいの方法でやったけど効果がないとか、のどを痛めたなどという人もいます。このような複雑かつ、個人的に状況も条件も差が大きい問題を、単純に正誤の二極だけで考え…

ブレスヴォイストレーニング法の確立

私自身は声については、元が最低の部類でしたから、私の十年があれば、4、5年で才能のある人は、最低レベルには到達できると考えたのです。そこで提唱したのがブレスヴォイストレーニング法でした。 十年以上、試してきた結果として、私自身だけでなくとも、…

本で伝えることの限界と考え方

拙本を読んだ人に正確な意味が伝わらず、間違って行なわれる場合もあるかとは思います。心配している人もいらっしゃるでしょう。専門家でさえ、今までの説明とは異なると誤解される部分も少なくないのです。そのときは、こう考えてください。 私の本のヴォイ…

一般に通じるということ

会ったことがなく、本だけを頼りに行なう人には、低い声の方から見直していくこと、言葉を中心にフレーズづくり、最後に歌唱の発声へと、順を踏んでいます。 どんな楽器をもっているかわからない人に対しては、危険なことは避けなくてはいけないからです。ヴ…

身になるトレーニングをすること

私自身の経験と指導経験でつくりあげてきたのが、ブレスヴォイストレーニングです。教えながらも、日々いろいろと変化して、いつも最新の形にしています。方法だけでは限界があるので、レッスンの体制までつくり、トレーニングで問えるところまで用意しまし…

デッサンフレージングを学ぶ

歌の世界では、自分の声を使って進行・展開や構成を音の線で表わしていきます。これを私は、絵画に例えて、これをデッサンといっています。いわば線を引く=フレージングのことです。そこに色=音色を加えます。 カンツォーネ、オールディズ、ラテンなどは、…

同曲異唱で成り立ちを学ぶ

大切なのは、音楽的な基本、ここでは楽理よりは、歌の中の音楽として成立する共通の要素を入れることと、あなたの声を体の原理に基づいたオリジナルなものに戻し、使えるようにしていくことです。そのためには、一流の音楽・歌を徹底して聴くことです。 同じ…

一流に学ぶ

まずは、一流のヴォーカリストの学び方を作品のプロセスから追体験し、しかも彼らの基準においてチェックしていくことができるようになることです。彼らが何から学んだかを追うと、やがて全ての分野をカバーしていくことになります。 フレージングのコピーは…

アンテナの立て方

実際に歌からどう学ぶのかとは、それこそ、才能というものです。同じ曲から一つも学べない人も、百以上学べる人もいます。アンテナが一つしかない人と、100以上ある人がいます。私は、レッスンはこういうことの重要性を伝え、そのアプローチを試みさせるのが…

ミュージシャンと役者

センスのよい人(声を音楽的に扱える人)は声が浅く、パワーや個性(=音色)に欠けるし、声が深くパワーのある人は、音楽的な扱い(リズムグルーヴ感、音楽的な構成力)に欠くことが大半です。前者はミュージシャン型、後者は役者型、両方兼ねそろえた理想…

ギャップを明確にする

私がベテランのヴォーカリストとレッスンするときは、ギャップを明確にするそのために、わざとテンポダウンやフレーズを伸ばしたり、大きくしてもらったりします。すると、本人の限界がみえてくるので、そこを強化し器を大きくします。 たとえば、フレーズ間…

方法の命名の理由

声楽を別にして、一般の人向けや、ポピュラーや役者に対するヴォイトレでは十人十色に全く違うやり方で行なわれています。 これは昔から大して変わりません。そのなかで、私自身が責任をもてるのは、私のやり方にすぎないから、あえてブレスヴォイストレーニ…

前提以前の問題

世界的な名オペラ歌手などが発声法などを明らかにしているのに対し、そんな身分でない私には、発声といっても私なりに捉えたものでしか、ありえないとの思いがありました。 もともと生まれ持っている楽器に恵まれている人の多い歌手やトレーナーが、そうでは…