研究所の中にたくさんトレーナーがいます。また、ここだけで考えているのではありません。ここにいるとか外にいるというように区別した考えではやっていません。というのも、役者や声優などにはWスクールの人が多いからです。
実際にここは続ける人が多く、業界でも在籍年数はトップだと思います。ここを出てからも、会報を5年、10年と購読している方がずいぶんといらっしゃいます。
それは勉強とともに、表現ということへのモチベーションということで続けられていると思います。
研究所の内外ということはあまり考えていないせいか、業界でやっていく人はここを切らないで、何らかと結びつきをとっています。いろんな生き方があり、その選択があると思います。
誰とやるか、何人のトレーナーとやるか、実際には自ら試してよいと思います。ある時期は、このトレーナーでやって、半年か1年で見直すなど、いろんなパターンがあります。半年、1年とやったときに、何が得られた、何が足らなかった、では次の1年で何をやろうというように、見直していくのがよいと思います。
私のところでは、二人をつけて、そのうち一人は長期的に担当させるようにしています。誰かが継続してみていることを交代や調整を両立させる、もっともよい方法と思います。