レッスンにおいては、「どう歌えばよいのですか」という問いは、成り立ちません。それを自分の歌において、問うことに対して、サジェストするのがレッスンです。
一瞬でも一フレーズでも、人の心に働きかけるものが出たところから、すべてがスタートするのです。あなたの歌が創造物(アート)であることを目指すのであれば・・・ですが。
詞を歌うのではなく、詞やメロディに表れた思いを伝えるのです。ことばだけでなく、メロディやリズムや音色、呼吸で、あなたが再構築するのです。ステージでは即興で、よりよく選び変えるくらいの気持ちでやることです。