夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

楽器プレイヤー出身のトレーナー

ピアニストやバイオリニストなら、技術の向上がそのまま目的の達成になるでしょう。プロになるのに、音が自由に出せること、演奏技術がすぐれていることがそ必要条件です。それだけで充分ではありません。自分の演奏ができなくてはいけないのです。

プレイヤーの場合、こうしてプロレベルに近づいていくということは、明白です。だから、プレイヤーなら誰でも、楽器を技術として教えられるということにもなります。また、楽器は個体差はありますが、材料と加工技術で合格品は決まります。ですから、完成品である楽器があれば

1.教えること

2.教えるレベルとプロセス

3.身につけるべき技術

これらが決まっていると、プロになれるかどうかは約束できなくとも、教えることで相手が上達することを保証できます。きちんと評価される土俵があるからです。それゆえ、プレイヤーとして、そこからプロになるにはとても厳しくなります。それを厳しいととるか、楽しいととるかはその人しだいです。

これに比べると、歌や声では、とてもあいまいです。楽器が、もって生まれた声帯であるから、完成などないし、個性差が出てきます。