日本では、「バークレー中退」などというのが肩書きに使われているそうです。卒業していないのは、肩書きではないのです。海外では入るのは誰でもお金で入れるからです。出るのが難しいのです。「早稲田中退」などというのが、日本で肩書きとなるのは、日本では難しいのは入試で、卒業は簡単だからです。
向こうの人はフレンドリーです。音楽に対して自分たちのトレーニングには厳しくても、日本人には本場にきたことで歓待してくれるからです。私たちが、外国人の来日をもてなすのと同じです。本来、差別を受けるくらいではじめて対等といえるのですが。とにかく現地では、ほとんど脱落するか日本人村にいます。
声を聞けばわかります。ダンスや楽器ほどの上達の効果やレベルには到底、及びません。
日本人の弱点である海外の権威を掲げたい人は、他の分野と同じで、あとを絶ちません。今だ、日本独自の歌を世界に打ち出せずにいる遠因です。私も世界中の海外や現地スクールにはよく行きました。これについては、いつかまとめます。