世の中、いろんなレッスンがあっても、習得するのに楽なところを選びがちです。
先生が手とり足とり教えてくれる。誰もが誰もと同じところまで一緒に確実にいく。それが教わることだと、日本人は思っています。
私は「レッスンで習得して、自分で創る」というので満足しないで欲しいと思います。習得の教材は、本もCDもあふれんばかりにあるのですから。
「レッスンで創る、自分で習得する」、それがレッスンとトレーニングとの関係でありたいと思っています。
習得には目的が必要です。それは高い方がよいでしょう。そのために気づきを与えているのが、レッスンです。習得は、1ヵ月に何回かのレッスンできるものではありません。欠かさず、トレーニングする。自分の時間を使い、芸を血肉にして身につけていくのです。