トレーナーをやらせてみると、トレーナーとしては育ちます。それを歌の力がついたと勘違いする人もいます。その実績で歌手としても通用すると思うのです。
トレーナーに歌を習いにくる人は、大体はそのトレーナーより歌が下手な人です。ですから、少しでも歌った経験のある人なら、先生として通じてしまうのです。
日本では、1.長くやっている 2.海外でやった 3.偉い人についた 4.知名度がある
そのくらいで、お客さんは、わからなくなるのです。肩書きで評価します。
1.学会への所属 2.他の権威の利用(特にアメリカとか海外の人や学校) 3.有名人の名の利用
権威をたてに仕事を得ている人は、問題外です。
英語がぺらぺらにしゃべれる外国人が、日本人にとってすぐれた教師とは限りません。一流のスポーツ選手が、高校生に教えるのにもっとも適任とは限りません。カウンセラーなら精神面などに高次のアドバイスはできるでしょう。歌を教える場合、ヴォーカルアドバイザーと名のる方がよいと思います。