俳優、声優、アナウンサーなどになるには、養成所、事務所があります。ヴォーカルもありますが、今は歌手ではつぶしがきかないため、タレント、役者に転向させられた人も少なくありません。役者はエキストラや誰もが替われるちょい役でなら、どんな舞台でも出られる可能性が高いのですが、ヴォーカルには脇役はありません。
プロというなら、所属するか、自分でプロデュースするかです。
ストリートでライブやって、CD一枚千円、これを10枚売って日給1万円、といえ、プロでも手取り月収30万円は、簡単にとれないのです。
ヴォーカルにはプロデューサー、俳優には演出家、映画監督、ドラマ、CMのプロデューサーなどとの仕事が生じます。多くの人は、そういう人に認められるために、ヴォイストレーニングにきます。本当は認められた人こそ、ヴォイストレーニングを必要としているというのが、ここにいるととてもよくわかります。