プロをみてください。そういう方向を目指すなら、彼らは、何の力で成り立っているかをみることです。発声ですか、声域、声量ですか。そうでない人も多いですね。でも、その人でなければもっていない何かがありますね。自分でなければない魅力をつけるのに、他人と同じようになっていこうとするのはおかしなことでしょう。
自分の可能性を伸ばして、最大の力が出るようにしていくトレーニング、そこからオリジナリティの魅力で、人をひきつけられるようになることこそが真の目的でしょう。これは副次的な目的とは、深さの度合いが違います。
応用してこそ、基本の足りなさがわかります。そのギャップを埋めるために学ぶのです。ギャップは、副次的な目的と違うところにあることが大半です。副次的とは他人と比べてのこと、メインは、自分自身のことです。どういう問題に関しても、より優れた人に比べたら、劣ってみえるのはあたりまえです。そこでふんばるのです。