最初は一人のトレーナーで基礎を固め、それが身についたらようやく、他のトレーナーにみてもらうというのは、声楽によくある考え方です。昔は、自主トレも禁じて、トレーナーの前でのみ、発声させて、学ばせるというスタイルもありました。
彼らは、目的のために、1.長期にわたり、2.集中的にトレーニングし、3.同じステージに立つ(コンクールなど、評価が一応、基準として確立されている)という前提があります。
これが、ポピュラーや役者にあてはまらないのは、目的も前提も、資質やレベルも個々にあまりにも違うからです。たくさんの観点からの刺激やアドバイスを受けた方がよいのです。