すべてやってみて、もっともやりやすいものから入るというのは、必ずしもよくはありません。しかし、それでもチェックができるなら、自分の中によいのと悪いのがあれば、よい方に悪いのをそろえる、そういうことになります。それをもし一人でできたら、けっこういいところまでいきます。多くは、悪い方にそろってしまうのです。そこでトレーナーが必要なのです。そこが一人ではなかなかできないので、トレーナーにつくのです。
すると、けっこう合わなそうなやり方に出会うこともあります。自分にないものをつける、かなり足らないものを補うのなら、そうならないとおかしいのです。自分の中のよしあしを一度すべて捨ててトレーナーの体や感覚を盗むしかありません。まねても盗めないから、身につくまで待つしかないのです。