夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

嘘になる

トレーナーにすぐに「何がよくて何が悪い」「どうすればよいのか」を知りたいという人が多くなりました。それに対し正直に「全部悪くてよいところは一つもない」などというトレーナーは、いなくなりました(というより聞かれなかったし、言う必要もなかった)。つまり、そこをあいまいにするかほめるようになります。

結果、期待レベルが下がるのです。すると次に、そこがよくない、わからない、確かでないということもいえずに、よくないものさえよいとみてしまうようなトレーナーも増えるのです。「知ってしてしまう」でなく「知らずに言ってしまう」のです。(わからないというより、わからないことがわからない)嘘のない分、困ったことです。

 それで、誰も困りません。トレーナーは生徒と、良好な関係になります。力はあまりつかないとなります。嘘になるのです。

 時代とともにレッスンも受講生も変わりました。変わったのはトレーナーです。もっとも一般化、大衆化したのです。