TVや本や雑誌の取材や依頼では、目でみてわかるようなメニュや方法を求めてきます。そこにうまく対応していったトレーナーもいます。一般の人に初歩的にわかりやすいということは、トレーニングのスタートラインに立てることとは別です。そこを勘違いさせるテクニックを求められるのです。そこで私は今のワークショップやそういうツールにあまり肯定的ではなくなりました。
私がずっとトレーナーを十数名を束ねている立場として、適切な判断をするためです。その人にできる範囲とできない範囲、他の人(他のトレーナーや専門家)に委ねるべき範囲を知り、もっとも適任な人や方法を求めたり選んだりするためです。そういうことを、レッスンを受講する人は知らなくても、かまわないのです。そのために私の元にトレーナーがいるのです。