行きづまってまでやらないうちにレッスンにくるとそうなりがちです。早くくるのが悪いことではないのです。レッスンで早く行きづまればよいのです。誰でもトレーニングになるためには時間がかかるものです。レッスンでトレーニングの本当の目的やプロセスを知るのに、時間を惜しまないことです。
器用に対応していった人ほど早く頭打ちがきます。そのやり方でのりこえた分、そのやり方を離さないと、上にいけないのです。その必要性を感じなくなるから伸びないのです。そこを指摘するのが、トレーナーの役割です。
即効的なものほど応用の応用です。くせやくずれになるから、基本に戻し、固めたのをとらなくてはいけないのです。でも本人は、その位置づけがわからないから、うまくなったと満足して、そのままで前に進みたがるのです。これを自分で把握するのは、至難の業です。