レッスンは基礎にも応用にも、どちら側にも寄せられます。私はレッスンは、トレーニングのやり方やそのチェックを気づきにくるところで、トレーニングを行なうところではないと考えています。トレーニングは一人静かに黙々、コツコツ、繰り返すことです。
呼吸法のマスターに5年、10年かかっても、そこばかりみていては、何もできないまま、すぐに年月がたってしまいます。やるべきことをやっても、あとはいつ知れず自分のステージ、つまり応用に対してしぜんに反映していくつもりでよいのです。トレーニングと実践(本番)は、スタンスも目的も異なるのです。