NEWヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

プロの条件

 歌手も役者も、出口は、表現力となります。そこで歌手は音楽の、役者は演技の振り、しぐさや表情といった、プロを目指さなくてはいけません。素人であってもプロ以上のプロ、役者以上の役者もいるので、いくつか定義してみます。

 

 プロであるには「プロみたい」「歌手みたい」「役者だね」といわれるようではだめです。最低の条件として、

1.いつでもどこでも(いろんな制約下で)最高のパフォーマンスができる。

2.不調のときにも、最低限許されるレベルより上で演じられる。

 そこでは応用性と再現性の2つが徹底して問われます。

 心身の能力が高いことがそれを支えます。感性や視野の広いこと、即興性も必要です。考え方や振る舞い方もプロでないと、務まらないわけです。非日常において日常であることができることはそういうことです。

 ですから、レッスンもトレーニングも非日常でセットしないとよくないのです。日常で、非日常なことをするのは、奇人です。プロは、日常と非日常を自由に行き来します。日常を一瞬で非日常化する力をもつのです。

 状況対応力は、プロの条件です。状況打破力は、一流への道、いつでも現状を自分で変えられる人、つくれる人だけが、生涯のプロ=一流となれるのです。その状況を指して、その人の世界というのです。

 

 日本語について、私たちは日本語を大して努力せずに話しています。多くの場合、音声で放送したり演じるレベルには磨かれていないので、トレーニングが必要です。

 その人の今のレベルというのは、それぞれに違います。必要とされるレベル(目標)も、それぞれに違います。

 その2つをはっきりさせます。トレーニングを曖昧にしないためです。アナウンサー、ナレーター、声優なら、目標を表現や演技で、音声で放送できるレベルに設定します。