ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

表現と基本

 表現と基本ついて、私は、いつもヴォイトレの念頭において考えてきました。まとめたのを音楽之友社から発刊しました。ここでは、緻密に述べてみたいと思います。

 

 一つのトレーニングをていねいに説明すると、これは何に根ざしていて、という基本と、これは何に使えて何になるという応用が入ってきます。本を書いてりレクチャーしたのが、そのために役立ちました。

 それを「その場での修正」と「長期的な改良」の違いとみます。一軍の試合の監督の采配と、二軍でのトレーニングコーチのように、対象も目的も役割も違うということです。

 プロデューサー、演出家と、医者やパーソナルトレーナーは、同じ相手に対しても違う視点でみています。それぞれの目的、レベルの設定をしているのです。ヴォイストレーナーは、それらを全て兼ねることもあります。とはいえ出身やレッスン目的により、おのずと偏ります。私のところでは、私が 基本の基本と応用(の応用)をみて、基本をトレーナーに振り分けています。ときに、即時対応(本番、舞台やオーディションなど)にも応じなくてはいけませんが、そこに焦点を当てると本当の意味で高いレベルに、人は育たないのです。

 トレーナーには、声の基本、共鳴―発声―呼吸、つまり、声づくり、体づくり、感覚づくりをメインに取り組んでもらっています。一人のトレーナーでは徹底してできないことも分業体制で、それぞれに専念できるようにしています。トレーナーも専門別に細かな役割分担をさせるときもあります。