夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

カラオケと初音ミク

自分の声や歌が嫌だとか、めんどうだとなると、ヴォーカロイドを使うようになります。その是非はここでは問いません。クールジャパン、日本の商品文化として大いに世界で広まると良いと思います。生身でない分、24時間、世界中で同時に活躍できるのですから、デジタルは違う可能性があります。ドラムで32ビート、64ビート、128ビートが、打ち込みで可能といって使わないのと同じく、初音ミクが10オクターブで歌っても受け入れられるでしょうか。生身の体でハイC超えとか3オクターブに挑戦している人を、もしアートをめざすのなら、もったいないと思います。否定はしませんが、世界にはすでにもっとできる人がいっぱいいます。

日本の技術は、声や歌をカバーして「カラオケ」を開発、普及し、次に「ヴォーカロイド」と、先端のテクノロジーでフォローしました。のゲーム世代の耳=脳の変化もあります。アナログ=ラジオ・レコード、デジタル=ipad、パソコンとはいいませんが、人の感情は育ちでできた脳で決まっていくのです。私が嫌なデジタル音でうきうきする人を、おかしいとはいえません。目が疲れて、朗読で聞く人が増えています。このあたりを私は押さえていくところにしています。