目的によってメニュも判断も違います。仮にメニュは同じでも、判断を変えることになります。
今のヴォイトレは、部分化しているため、○○のための○○のメニュとなっています。「○○のメニュを行うとこうなる」というのが、形だけになっていることが少なくないのです。「軟口蓋をあげる」ようなことは、「リップロール」「タンギング」「ハミング」などでの使用も同じことがいえます。
これは、私だけでもなく他のトレーナーも、指摘しています。形だけなのか身についているのかは現状を見なくてはわかりません。メニュとして使っていけないものはないのです。
整体で「ツボを押す」となっていても、押し方によって、効くことも効かないことも、悪くなることもあります。それは相手や状態にもよるのです。同じようにいかに柔軟に応用できるのかが問われているのです。