ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

理論、ことばの無力さ~声帯振動

 研究所にある、たくさんの声の測定器材を、PRのためには利用していません。そんな程度のものだからです。

 最近は、生じかじった理論がトレーニングの邪魔している人が、本当に多いのです。自分の成長のためにあるトレーナーや理論(この場合、説明なども)が、やれば出てくるはずの効果の邪魔をしてしまうのです。それは、自らが省みて再構成しないからです。

 科学的(解剖学、生理学、音響学)とつくと、完成されているような気がします。例えば、自分の体を正確につかむことで、正確なボディマッピングをする。例えば、舌が思ったより大きいことを知る。しかし、表現や演奏上での舌のイメージ(表現に必要になる)は、実態と違います。

 声帯の振動が1秒に440、これを880にしようと、1オクターブ上を出す人は、現実にはいません。プレイヤーがボールの球速や角度の数値を計算して、打ったり、とったり、シュートしたりしているわけではありません。直感的に読んで合わせるだけです。

応用される舞台では、現実のモデルと次元の違うモデルが必要です。

 料理人は、舌の味覚だけで味を捉えていないはずです。ヴォイトレで「喉を使わない」というのも、現実と矛盾することばです。