NEWヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

方法の限界☆

 どのトレーナーもそれぞれの方法で教えています。新たな方法を知ったからと、習っているトレーナーの方法がよくないとか古いとか、否定してしまうくらいの浅い判断力では、何ともなりません。次のところに行くと、また、その前の方法が否定されるだけです。それが同じ方法だったら、肯定されるのでしょうか。方法自体は、さほど関係ないのです。

 あなたの声は、前と変わっていないのではありませんか。少し器用に響かすことを覚えたくらいというのが、ほとんどの人です。それで過大に評価されている。それでは、本当の自信にも実力にもなりません。トレーナーは、わかっていてそうしているのでしょうか。いえ、けっこうわかっていないことさえあります。

 その状況をきちんと知ることが、声の改革の第一歩なのです。

 ここまでは才能ではありません。事実を事実として素直に受け止めるあなたの力が問われるのです。

 

 なぜ海外にまで行き、あるいは、優れていると言われるトレーナーについたのに、メニュや方法、理論、外国語、発音などいろいろと覚えたのに、声は変わらなかったのか、という根本のことを考えて下さい。

 第一は、時間が短すぎることです。まだトレーニングに至っていません。

 第二に、本質的なことを理解してないことです。

 一流のアーティストの声に含まれていることは、私の研究所のメニュや方法のよし悪しとは関係ないことです。

 第三に、まさにこれが、ほとんど意味のないものにしている理由となる取り組み方です。よい方法やよいメニュ、そのトレーナーの評判やそこで習ったという経験を目的にしているということです。

 私のように本を出しているとよくあることですが、権威づけに1、2回のレッスン体験を欲して来るのです。

 1回のレッスンでもバランス調整くらいならできるので、研究所では、声楽家のトレーナーなどに任せています(レベルⅠ~レベルⅡの問題)。それで充分すぎるくらい満足していただけるのがほとんどです。このパターンは、第一、第二の問題も内包しているのです。