私はレッスンでよくイメージの図を描きます。体や頭、顔、喉、メロディ、リズムなども、二次元の世界でイメージとして伝えようとします。最初はわからなくても、だんだんと私が何を言いたいのかがわかってくるようになってきます。
トレーナーと本人との間に共有できたイメージが全てともいえます。それを引き出すのにインデックスをつけたイメージのことば「キーワード」が、レッスンの要なのです。それは二者間でのクローズの世界ですが、私は、他のトレーナーや人にも伝わるようにオープンにしようと考えてきました。
スポーツより難しいと思います。目でなくて耳の力に負うからです。耳の力を目で補うために、コンピュータでの音声の解析は、発達しましたが、同じ理由で限界があります。