「大きな声が出ていない」「のどでなく、お腹から声を出せ」と言われて、レッスンを受けにくる人がいます。「やっているうちにできてくる」とよく言われます。そう指摘されても、「どうすれば大きな声が出るか」、「どうすればお腹から声が出るか」は、具体的に示されないから、困って、ここにいらっしゃるのです。
本人が「充分にやっていないなら、やる」ことです。やればよい。それで解決しないからトレーナーにつく。そこからでいいのです。
「必要性に応じて、場を求めて、次のステップに進む」ことの一例です。
「やっているのに、やれていない」というのを判断するのが、本人よりトレーナーが厳しくしてこそレッスンです。その実現を目指し、具体的に進めていくのがトレーニングです。