トレーナーのところにいくと、自分の歌や表現が変わるから心配だとか嫌だという人が少なくありません。それは直感的に正しく、それゆえ、勇なことです。トレーナーの悪影響があるくらいにしか自分に向きあっていないのなら、そのままでも同じです。「トレーナーにつぶされる個性など個性ではない」のです。トレーナーを、自分に向かい合うためのレッスンや、そこからのトレーニングを自分に活かすために、使うことです。
トレーナーと長く一緒にいると何か身につくと思う人が日本には多いのです。それは確かにそうかもしれません。でも、それだけではどうにもなりません。
週一回のレッスンでも、何にもやらないとか、一人でやるよりはずっとましです。しかし、週二回の方がよいでしょう。そして、レッスンが、365日をひっぱらない限り、大して変わらないのです。レッスンの回数についての答えです。