若いアナウンサーの場合、日本では声もできていない状態でTVに出します。すると、どうしても発音のため、口形重視となります。表現力のないアイドルアナをすぐ起用するのが日本です。それをいうなら歌手も声優も役者もレポーターも、すべて似たようなものですが、できないのに出ているために見過ごされていた問題の例です。これは一流レベルでのセレクトがなされている国や分野では起こりえません。
1.口形のはっきりした、わざとらしいくらいの大げさな動き
2.そこでの発音
3.そこでの声
4.伝わる度合
これをベテランアナと比べてください。1~4の重点が全く逆の結果になります。
ベテランは、
・よく伝わる
・声がいい、個性的
・発音は気にかけていないがクリア
発音の明確さは、本来は目的でなく、内容が伝わることが目的なのです。それがなかなかできないから、発音とルックスで何とかやっているのが、日本の新人アナです。もちろん、TVゆえ、口形も表現力の要素となりますが。