夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

モデル化と快感

リズムの同調作用は、脳の情報処理で、まとめて処理するのに似ているらしいです。単位の連続は、リズムです。 それを信号として体の動きを統一していきます。

 聴衆もまた、歌や作品をモデル化して捉えようとしています。トレーナーと同じことをしています。

構造を秩序立てているのです。それがうまくいくと、よい、きれい、美しい、正しい、心地よいと感じます。

ことばの発生

情報伝達として、身振りから手振り、表情、そして、ことばが生まれたという説があります。発声も身振りの一つといえるわけです。筋肉で動かすことには違いないからです。

他にも、事物を名付け、その組み合わせを文法にしたという説や、音楽的な節回しを区切って言語にしたという説などがあります。

ことばと表情は、人間の大きな能力

ことばと表情は、人間の大きな能力の一つです。心を伝えたり読み取るために使われてきたと思われます。人間は顔に毛がなくて表情の動きがみえやすいです。暗いところや夜には、声の威力が増します。

 表情は、生理的に遺伝的にプログラムされたものです。国や文化、民族で違いはあっても、基本のところは共通しています。

 進化は、計画的に進んだのではなく、継ぎ足しで行われてきました。そのために、いろんなデメリットも生じたのです。

笑いと微笑み

上位のものは笑い、下位のものは微笑みを多く用います。

笑いというものは、意外なことが起こり、それを理解できて、リラックスしたときに起きます。

 閉鎖的な社会では、大きな利益よりも、ほどほどに抑えること、それが品格に結びつきます。少なくとも、日本ではそう考えられてきました。

作法とは、思いやりであり、美しいし快を与えるものなのです。他人への手助けでもあるでしょう。

軽くみられるので、よそ見などをあまりしませんでした。そうすると、尻軽女などと言われていたのです。

上下関係とパフォーマンス

パフォーマンスでは、常に上の立場の者は省エネです。下の者が多くの手間暇かけ、エネルギーを使うのです。きちんとするのは、だらしないよりもエネルギーを使うので、下位の方です。帽子をとり、サングラスを外し、ポケットから手を出し、まっすぐ立って、大きな声をしっかりと出します。敬語も長くなります。ていねいなほど長くなります。エネルギーをより使うからです。

ミラーニューロン

ミラーニューロンの働きとは、ミラ―のようにコピーすること、つまり、まねすることです。「ハイ」と言って渡すと「ハイ」と言って受け取る、「どうも」というと「ああ、どうも」と言って返すようなことです。私は、この写しとりをスキャン、スキャニングと説明してきました。

 もらい泣きや笑いが伝播するのも、他人の心に共感する、この働きです。他の人のことを自分のことのように感じる力ともいえそうです。これが人間が優位に立てた最大の武器の一つであると言われ始めました。

応援とブーイング

敬意を示すと言えば、応援もその一つで、けっこう高い声を出します。「キャーキャー」いうし、拍手のパチパチも高い音です。一本締めのように「イヨ~」ではないのです。ホイッスルや「ヒュ~」なんていう口笛など、冷やかしも高い音でしょう。

反対にブーイングは、低いです。「ブー」と、床を鳴らすのも低い音、威嚇や脅しとなります。脅迫や身代金要求の電話で甲高い声は使いませんね。

ことばも筋肉の動きから出る声の動きですから、動作の一つともいえます。

 ドラマの効果音での嫌な音などは、生理的な反応といえます。

声の高低~敬意と敵意

声の高―低は、敬意―敵意であるのは、自明のことでしょう。これは、経験ではなく、本能的になされているようです。

赤ん坊には高い声であやす方がよいでしょう。赤ん坊はサイレンの音の高さくらいで泣きます。人が子供の声に敏感なのは言うまでもありません。

犬などの動物にも同じことが通じます。アカジカは、声の低い方が勝つ、角で争う前にそれでわかるのです。

性差と声

骨格から性格まで、声との関わりをみていきます。例えば、性差一つでも、その行動とリンクしています。

腕時計のつけ方も、男女では異なります。内股やO脚と同じく、骨格がその動きをとりやすくしているからです。

人が楽に動く方を選ぶのは当然のことです。もとより、狩猟採取生活からの系統的に受け継がれてきたものなのです。野球とソフトボールの投げ方の違いもそうではないかと、私は思うのです。

女性は左、男性は右にいるのが、特に、若いときは一般的で、国際的にも共通します。女性が利き腕の右手を男性側に使うのです。男性の右手は外敵に対して使われるのです。

行動でみる声の発達

行動からみると、歌や声の発達に、次の4つの区分を見出せます。

1.五感への刺激

2.発達、成長

3.系統的進化

4.目的意識

これらによって区分されてきたのです。

 これまでは、素質と環境、つまり、才能と教育とか先天的と後天的というので分けてきました。

それに対して1はレッスン、2はフィジカルトレーニング、4はメンタルトレーニング、、これは、日常と特別とに分けられます。私の考えるヴォイストレーニングは、特別なトレーニングというものです。

3は、一個人としてではなく、人間としての種やDNAの問題です。民族での違いや歴史という時代軸で考えることになるので、バックボーンです。

声への期待

声は命、声は全人格、声の器と例えてきました。器を大きくしないと中身が入らないのです。声が求められるイメージにそぐわないと、信頼をおけない人物とみなされます。

声を扱う者としては、人の行動と心との関係に入らざるをえません。

相手の表情、感情を介して行動が変わることもあります。人間の文化、文明もまた、人間の基本的な行動を、より強化するために加えられたもの、まさに道具のようなものといえるからです。

Siriと深い声☆

音声認識も私の発声を認識するレベルになりました。大した進歩です。

私の声は、日本人の並みではないので、日本人用につくられた技術では認識しづらく、英語なら、変換率は高かったのです。日本語では、同音異義語があることなどとは異なるレベルで聞き取りにくかったのでしょう。

レクチャーのときのように、高めで区切って入力できなかったのです。しかし、日常レベルでは、ナレーターのように話したくはないのです。

太くひびく声は、本当にしっかりと体、呼吸を使わないと、聞きとりにくくなります。だからこそ、心身、感情と一体化して説得力、信頼性をもつのです。