夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

レッスンの日数

どのくらいのレッスンが必要なのかと聞かれることがよくあります。人と目的、レベルによるので即答できないのですが、「一般的に」考えてみて、最初は週2回、月8回くらいが、身体運動を伴うものに関しては最低限でしょう。できたら2日に一度というのが理想で…

トレーニングの期間について

私は、一般的レベルで声を使うのに、毎日トレーニングしても最低二年はかかるという立場を明確にしています。これでも早すぎると思っています。三ヵ月や半年でできるヴォイストレーニングは、調整にすぎないと思っています。そのくらいの期間で、何かが身に…

どう才能を見出すか

どうすれば、ヴォーカリストを教えられるか、という点で、ポピュラーというのは、本当は形がないから、教えることが成り立ちにくいのです。クラシック、ジャズ、ラテン、シャンソンなどなら、表向きは経験を積んだ人が何とかスタンダードを伝える形でのレッ…

プロの考え方

本当に世の中でやれている人は、身につくとか身につかないなどというようなことでは、語らないのです。つまり、自らやるからやれているのです。 そこに自分が足らないものに気づき、そこを補うために、その才能のある人を使うのです。目的がはっきりしている…

本当に身につけるということ

「前のところではまったくうまくいかなかった。ここはわかりやすい。いろんなことが身についた」といってくださる人がいます。その喜びに水をさすつもりはありませんが、「身についたということは、世の中に通用しているということでみないと、自分自身で、…

声が悪いことの解消策

一般の人は、「声がよくないので直したい」という理由でよくいらっしゃいます。しかし、あまり心配しないことです。その原因は、 1.まわりに声に厳しい人がいる 2.コンプレックスが声に向いている 3.自意識過剰 などが、多いからです。声の心配症、ヴォイ…

ノウハウより基準と材料

私が、「ノウハウ(やり方)とメニュ」というニュアンスを、どちらかというと否定して、「基準と材料」という言葉を使ってきたのは、ノウハウ、メニュ集めになるのをやめさせたいからです。研究者やトレーナーの立場なら、確立したノウハウやメニュも必要で…

客観視の徹底のために

私はホームページやブログや会報に、トレーナーの名や生徒の名を入れません。表現の世界ではID(その人であること)が大切ですが、研究所というのは自分研究の場です。 一人のトレーナーのいくつもの方法も一人の生徒の学び方も、年月やその人の名や属性でく…

やりやすく合っている方法がよいのか

今、やりやすいやり方が必ずしも長期的にみてよいとはいえません。そこを優先すると、すぐに効果がでるやり方だけになりかねないからです。すぐに効果をだすのは、本人のモチベートをあげ、トレーナーや研究所を信頼してもらうにはよいのですが、トレーニン…

トレーナーの個々の才能を生かす

トレーナー二人の方法が違った場合(ほとんどは違いますが)、私が間に入って、トレーナーにどちらかの方法に合わせてくれとはいいません。私は、トレーナー一人だけに任せられるというレベルで、トレーナーを選別していますから、本人の強い要望がない場合…

変幻自在のマニュアル

研究所には、私と研究所のトレーナーのマニュアルがライブラリーとして、また、本やブログなどでの記録があります。 ここでも二人以上のトレーナーにつくのでマニュアルや、方法論としては混在するわけです。初心者にとっては、わかりづらい状況です。 「正…

方法論に陥らない

トレーナーのレッスンやレクチャー、本などからの影響は、間接的なものとして、参考にするのはよいのですが、必要以上に大きな影響を受けている人がいます。熱心であればあるほど抜けられなくなるものです。 誰でも自分が尽力したもののおかげで成果を得たと…

足らないものより、優れたものに目を向ける

足らないものを補うためにトレーニングをするのは、悪いことではありません。しかし、声、せりふ、歌に関しては、それは補強にすぎません。本当の目的は、自らのオリジナルな可能性の方をを伸ばすことです。 ・高い声が出ない ・音程が悪いといわれた ・声量…

トレーニングにおける形と型

始めからマニュアルがあるとよくありません。形に頼ってしまうからです。頭にあることでレッスンの邪魔をしてしまうからです。レッスンに入ったら、考えを切り、集中しましょう。 形とフォームは、違います。形から入ってフォーム(型)ができてきます。しか…

即興を旨とする

自分の思い込みや計算が、自分の声の使い方や真実をゆがめてしまうことは少なくありません。経験、知識、勉強は大切ですが、それを一時、切ること、新たなものへ価値を見いだすことがもっとも大切です。 常に、次の可能性への瞬間に身をゆだねるのです。 ・…

ヴォイトレによる効能

1.健康になる 心身が弱いなら、声を出すための体と呼吸づくりからです。 2.積極的になる 性格が弱いなら、テンションを最大に保てるようにすることです。 3.リラックスできる 緊張するなら、心身を解放できるようにすることです。

ヴォイトレによる効能

1.健康になる 心身が弱いなら、声を出すための体と呼吸づくりからです。 2.積極的になる 性格が弱いなら、テンションを最大に保てるようにすることです。 3.リラックスできる 緊張するなら、心身を解放できるようにすることです。

ヴォイトレが必要なとき

俳優、声優、アナウンサーなどになるには、養成所、事務所があります。ヴォーカルもありますが、今は歌手ではつぶしがきかないため、タレント、役者に転向させられた人も少なくありません。役者はエキストラや誰もが替われるちょい役でなら、どんな舞台でも…

プロになるのに必要なことは

メジャーデビューを目指すなら、有能なプロデューサー次第でしょう。自分のスタイル、バンドなのかソロなのかでも違います。「デビューしたらプロ」と考えるのもどうでしょうか。 それで食べているというのと、食べていけたらというのもかなり違います。今や…

一つ上で信じる☆

「問題は、それを生み出した意識と同じ意識では、決して解決できない」(アインシュタイン) 一時も自分を捨てる勇気がない人に、何が得られるのでしょうか。自己投資には、そのくらいの緊張感がないと、感覚は研ぎ澄まされません。

本音で信じられるか☆

トレーナーを信じられるかというのは、自分に信じる心があるかを試すということです。それは同時に、今、ここにあることを素直にとり入れようとする心があるかどうかということです。 本心では最初は信じられていない人もいます。レッスンに信じる何かがある…

トレーニングを前提とした立場での記述

質問には、簡単に正誤を言い表せないものが多いので、踏み込んで、持論を持ち出すこともあります。すべては、一般的な見解ではなく、トレーニングを行なうという前提でなら、そう考える方がよいという条件付での回答です。 どんなアドバイスも、あなた自身が…

デモテープづくり

デモテープにお金をかけることなど、考えなくてかまいません。何十万円以上かけても、プロデューサーは評価しません。その心意気くらい見てもらえるかもしれませんが、プロデューサーは、作品の完成度でなく、可能性でみるのです。 早々にまとめよう、完成さ…

プロのための、と、プロになるため、の違い

1.プロはプロに認められなくてはいけない 2.アマチュアのなかでやれることと、プロとは問われるものが違う 3.プロになっても続く人は、ほんの少ししかない、続いてこそプロ。 まずは、このことを知ってください。 アマチュアとして楽しく上達するのとの違…

プロを定義する

プロになるには、自分のめざすプロというのを定義しなくてはいけません。歌い手、ヴォーカルというのは、もはやエッセイストと同じくらい、誰もが使える肩書きです。リズムネタや歌を使うお笑い芸人の歌唱力も、場合によっては、今のプロ歌手を超えているで…

環境と才能

環境が人を育てます。理想の地に環境を変えること、たとえ同じ環境でも自分の姿勢しだいで大きく変わります。あなたの捉え方によって、場は不毛の地にもなります。志と気持ちを、どれだけ維持できるか、その覚悟です。 一度しかない人生で、常に何を優先する…

研究所のシート

理想を掲げ、いらっしゃる人への感謝で続けている研究所です。そこでのレッスンの取り組み方とカリキュラムを、使用しているシートでご紹介します。 1.レッスンをきちんと復習し、トレーニングすること「レッスン前シート」 2.1ヵ月の学習を復習し、翌月の…

ヴォイス塾の指導体験

私は、二十代で聴く力と音声として使える声を、三十代で話す力と書く力を学びました。声や歌は、わからないです。わからないことが多くなってきます。そのことが、学ぶということと思います。 声を出すということは、リスクを考えず行動することだと思ってい…

トレーナーにつくということ

ヴォーカルに譜面を読む力はいりません。人並みにできなければ、そこから入るのもよいでしょう。 役者などと違い、10代で芽が出なければ、かなり遅いのです。そこまで生きていて他人よりうまくできないなら、よほどの奇跡を起こさなければ、ヴォーカルとして…

プロがつくトレーナーを選ぶ

本当のトレーナーとしての力は、歌や伴奏や編曲の能力ではありません。その技量は、自分よりうまい人、すぐれた人、プロとして長年やってきた人に通用しなくてはおかしいのです。イチローや松井のトレーナーは、彼らに試合の打撃成績で勝ることはありません…