夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

DNAのON

DNAのON、OFFというと、人間一人もDNAのように、誰かがON、OFFしていて、人類全体を動かしているのかもしれません。そのシナプスが、人がIT、サイバーネット、webとして創り出している、とも思われます。そこで化学物質という、あたかもテレパシーのようなも…

使えるように力をつける見方

こういう例は、生徒をどうみるかにも使えます。あるいは、私をみて半分もあるとみるか、半分しかないとみるか。この社会では、勝手に人をコップ一杯100パーセントのようにみたてて、そこから「半分しかない」などと人を貶めがちです。 相手を、自分にも他の…

「コップ半分の水」の見方

「マニュアルで早く少し上達する」のでなく、「いつか自由に大きく変わる」。それを目的にしましょう。時間や費用などを問うても何ともならないのです。求める人に、根本的に取り組む意志や持続する覚悟があるかということです。それがないのに、人が助けて…

ことばの使い方

芸事のことばは、ただ伝えるためのものではありません。自ら発見し、創り出してこそ使えるものです。ことばを使わない分野であっても、詩人顔負けの言語想像力、駆使力をもつ人がいるのは、今さら言うまでもありません。スポーツ選手でも常人の限界を超えた…

教えること

役者は、他人に教えるケースも多いのでしょう。後輩にアドバイスを求められるので、確実なことを教えたいと勉強し始める。それはよいことですが、発声の知識を教えることは教えやすいだけで違います。そこから悪循環が始まります。これは、他人によかれと思…

知識と原理

今のヴォイトレでは、発声も、運動や姿勢、その周辺での筋肉の形や働きに、どうも関心がいくようです。その名称と働きについて知っても声はよくなりません。知ればよくなるというのは、思い込みです。そういうことは、トレーナーが、本来、使うこと、伝える…

形と音のイメージ

ものの形の方が、ものの動きよりわかりやすいのは、視覚で静止したものを捉えるからです。ものの形が動くとしても、音の動きよりは、よほどつかみやすい。音や声は、形に隠れスルーされがちです。現実にあるのに気づかないことも、多々あります。音楽家は、…

専門家のズレ

専門家として判断するということは、教えたことにだけでなく、声を多角的にも高次にもみることです。そこでさえ、必ず固定概念、偏見を伴い、自分や自分の先生から教わった経験からみていることに気づくことです。 それがいかに特定に偏りやすい立場なのかは…

「科学的」

科学的なことを求めるにも、解剖学のような動かない図版や、発声の声帯振動、横隔膜の動きといったメカニズムでの知識は、実践や声の育成には、大して役立ちません。レッスンという現実の場のなかで、科学的な態度のとり方としては検討していくことは重要で…

トレーナーと生徒を同時にみる☆

スタジオでの同席や見学は、TVカメラが入るように現場へ介入してしまうことになります。それによって、場が変わります。登場人物が増え、クルーも中に取り込まれてしまうのです。これはマジックミラーでみるわけにいかないのですが、録画でみることで、ある…

第三者としての客観視

トレーナーが何らかのコメントを伝えるとき、そこでは、生徒しか対象として捉えられていません。当たり前のことですが、マンツーマンのレッスンでは一対一だからです。スタジオのなかという状況のなかでは、トレーナーも生徒と同じ劇中の一人としてみると、…

話の周辺

内容、方法、メニュよりも、それがどの状況で誰によってどう述べられたか、成されたかが大切です。何かよりもどうかなのです。「語るに落ちる」といいますが、それは語った内容でなく語ったということが重要ということです。 話せばわかる、それは内容でわか…

慣れるな

トレーナーが、あなたの好きな音楽や歌の話がさほどできなくてもよいでしょう。誰も私にAKB48のオタク専門知識は求めません。そういう話は、仲間とすればよい。仲間とトレーナーを兼任(なかには、飲み仲間にまで)するのはお互いに無駄が多いのでないでしょ…

タイミング

「ハイ」と言うけど、きちんと聞いていない、理解して飲み込んでいないなら、そこで留まってみることも大切です。あるいは、さっと先に行って後で考えるのもよいでしょう。その辺りはトレーナーに任せています。いろんなタイプのトレーナーがいるのも、いろ…

実践から

非常時への対処の体験が乏しいと、案外と人は動けない、早めに自己防御に入ってしまうものだと思います。お坊ちゃんとして育った人などもそうかもしれません。首相は一時断念したという、前回の辞職が非常時体験になったはずです。しかし、動けるように動い…

認められる力

ここにも、拙書を読んで感化されてきた、という人はたくさんいらっしゃいます。それが世界や社会へ目を開くならありがたいことです。一方、そうではなく、内に籠る人もいます。それが一時のことで、あるいは、切り替えてレッスンにも淡々とくるならよいこと…

うまくいく

何かが起きたときに、人は本性を表します。人として問われるのは、いざというときです。ですから、そのときを共有したことのない人のことは、共有した人ほどわからないと思っています。いざというときに、がっかりさせられる人もいれば、それまで何も感じな…

信頼に依存しない

他人を通じて、自分をみるのがレッスンの利用法です。 トレーナ―に関する評判にやたら関心をもつ人もいます。神のようなトレーナーを求める人もいて、これもそういうタイプの一つです。それは、トレーナーに関心をもっているようでいて、自分にしか関心のな…

くり返しと変化

レッスンは単なるくり返しでありません。同じことをくり返しているようでも、いずれ変わっていく機会を得て、変わっていくものです。トレーニングの内容やメニュは、同じことのくり返しが基本と思います。それで下支えをしていき、再現性が確保されてこそ、…

実社会で通じるレベル

悪くなって治すのでなく悪くならないように変えなくてはなりません。そういう力をつけなくては何ともならないのです。それがレッスンの必要性でしょう。でも、レッスンもヴォイトレも調整レベルで行われていることがほとんどです。 なぜなら、トレーナーも本…

回復のリピート具合

今の状況を救済するには、今の状態でのバランス調整をして、力を引き出すようにします。そこで実力不足に気づかず、そこを克服しないと、その先は空回りになるのです。調整でうまくいくのは、過去にあった実力が発揮できなくなったという人がです。スランプ…

スタートライン

自分のことに言及し、トレーナーにも自分に関心をあてたレッスンを望むのは当然のことでしょう。トレーナーもあなたのことを知り、それに焦点をあてたレッスンにしたいからです。しかし、それが行き過ぎると、自己確認、自己肯定がレッスンの目的となってし…

自分の可能性

新しい可能性を開くのには、しばしば自分の歴史や内面をみることが必要となります。それは、レッスンではないのです。その必要性をレッスンで気づいたら、自分で突き詰めていきましょう。それこそ自主トレで乗り越えていくことです。成長していく人には、く…

応じない

トレーナーをみていない。ゆえに、自分のこともみていない。まして、自分の新しい面をスルーしている。それはもったいないことです。 何かをしたいために力をつけるのでしたら、何かを明確にすることです。そのためにレッスンを活かすように方向づけることで…

できないレッスン

レッスンでうまくいかないのは当たり前、本当のところ、うまくいくなら、そのレッスンはいらないのです。すでにできていることの確認にすぎないからです。それなら外で問えばよいのです。 できるレッスンでなく、できないレッスンをしなくてはいけないのです…

出すこと

「うまくいけばいい」のでなく「絶対に変えていく」つもりでないと、ここを充分には使えないでしょう。でも3割、使い切れたら、次があります。まずは、3割バッターを目指してください。 何事もその人が自ら切り開いていくものです。何ら出さないのを後押しす…

ずっと「今、ここに」☆

「今ここ」に専念することで「いつかどこか」に行くのです。「今ここ」より、「いつかどこか」がよくなければ不幸ではあります。「いつかどこか」を追いかけるために「今ここ」に、青い鳥を感じることなのです。 非日常に憧れて日常を離れても、自分が変わら…

オーラ

オーラにあふれるひとかどの人物になる、それはそういう人に会って、人に感化されることです。人に会って、体感していくことでマニュアルを超えることです。 一人の人間の存在感は、くどきのマニュアルと社交術くらいに大きく違うのです。そういうことが、な…

バックグランド

マニュアルは、よし悪しで分けていくものです。それを守ろうと一つひとつに、ことばの指示にもこだわります。しかし、そこのことばでなく、そのバックにある意図に対応することが大切です。それができないと、器用にこなしたつもりで、実のところ、害にしか…

目的とレベル

初回より2日目、2回目より3回目にほめると、上達したと思って人は、喜ぶものです。そこら辺りでは、慣れていく分、声はよくなったかのように思います。リラックスした分、よくもなっているでしょう。 トレーナーは、レベルを同じにして、あるいは、下げてほ…