夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

想像力、そして創造力

どこかに本当の自分がいるとごまかさないと生きにくいこともあります。しかし、世渡りがうまいことが生きることではありません。 生きがたさで、自分をごまかさないことです。 先の保証なしに生きるのも、人生です。 問いの先にある問題は、自意識を消したら…

問いの先

今、生きている人生の充実や豊かさを奪うなら、おかしなことです。 夢や目標もあるとするなら、あきらめも必要です。 自分の能力を絶対化せず、相対化できるでしょうか。 わかってくれる人がどこかにいると思い、私は述べ続けています。 問題は共有しますが…

言葉の力

無条件に正しいことはない。 人生に正解はない。 もっと言葉の力を恐れることです。

問いから問題へ

問題として問うこと、そして、問題として考えるようにすることです。 答えを急ぐなら問題などは簡単につくられてしまいます。 テレビのディスカッションの進行は、本質からいくら逸れても、他の人が言葉でやり取りしやすくもっていくのです。皆が黙ってしま…

依存

自ら死ぬことができるから、生きる。そして、人はそれを選び続けるのでしょう。 「自分である」といっても、それは因果関係、過去の上に描く未来へのプロセスの一時です。 アルコールやギャンブルは、過去と未来には囚われない解放感、現実逃避をもたらすの…

個性

「この子は音楽に興味があって、いつもピアノを弾いている」、という親御さん。そんなのは、個性でも才能でもなく、親の欲目でしかありません。10年も経たないうちにわかります。0.0001パーセント以下の可能性で天才が現れることがあるとしても、残りの99.99…

プロセス

与えられた声をどう使うのか。それに何が足らないのか、それをどう補うのか。そうした当たり前のプロセスを経ないヴォイトレが目立ってきたように思います。 最初に先生がいて、教え方があって、教材があって、値段があって、それで手に入る、おかしいと思い…

海外かぶれ

新しい経験を求めて、海外に留学したり放浪旅に出たりする人もいます。とてもよいことです。でも、そこに新しい自分や新しいことがあると思うなら、おかしなことです。 外国人に、褒められたり認められることで優越感を得て自分の自身の生存の根拠になるので…

帰依

絶対的な真理、価値を求める人は、いつの世にも、どこにもいます。困ったことに、そういう人は、ここで満足しないと、やさしく受け入れてくれるところに執着するようになります。 新興宗教に走ったり、占い師、カウンセラーに依存してしまうのと似ています。…

生きる

自分は世に出られるほど価値や能力のある人間になれるか、と若いときには悩みます。しかし、どんな有名人が消えても、世の中は、いつも通り回るでしょう。太陽も昇るでしょう。だからこそ、どんな人の一生も等しく価値があります。 仕事を何十年も続けた人は…

ライフワーク

やりがい、生きがいがないからやめたというのでは、プロになれませんし、価値も生み出せません。いつもがいつも、情熱にあふれ続けられるわけではありません。やりたくないとき、やめたいときもあるでしょう。それでも続けていくのが、ライフワークです。ア…

研究と仕事

好きなことなら趣味でも何でも続けていけばよいのです。価値を生じさせられないのなら、仕事としては成り立ちませんが、仕事として問われる価値は、必ずしも理想的なものとは限りません。 私が「研究」と使ってきたのは、多くの失敗の上にわずかな成功を目指…

1パーセント

なりたいものになれる人は、1パーセントもいません。でも、そうでない人も、それほど不幸だと思わずに生きています。そして、人の役に立つ仕事をしています。 子供の頃には、できるだけ大きな夢を持つのが望ましいです。大人になるにつれ、できないことがわ…

相対的能力

能力には、他の人からの影響も大きいです。たとえば、サッカーが学年一うまかった子が転校したら、そこはサッカーが盛んな学校で、一番下手だったというようなことです。 日本のトップレベルのアスリートが、他の国では予選でも勝てない。そういうことも、ス…

絶対的能力

自分は、こういうことができる、できない、心地よい、嫌だ、得意だ、苦手だ、そうした思いの大半は、イメージです。必ずしも本当に当っているものではありません。やってみると異なることもよくあります。もっと厳しい状況におかれると通用しないことが大半…

一つの声

声そのものに正解があるのではなく、そのときの声によし悪しがあるのです。 そうした応用がしぜんにできるために基礎を学ぶのです。基礎を学ぶというのに、一つの声に固めていくようなことは、おかしなことではありませんか。 そうした使い方でのよし悪し、…

自分の声

「自分の声がわからない」と言われることがよくあります。自分の声などわからなくてよいのです。自分の声とは、何かではなく、自分にとって大切なもの、大切な人、それに向けて声がよい方向に使われていたら充分でしょう。 その声が本当とは言いません。いろ…

グローバリズムとナショナリズム

グローバリズムは、世界での競争において、拡大してきました。それに反するナショナリズムは、すでに「日本人である」ことで価値を与えてもらえるので、そのまま自己肯定できます。それで満足して引きこもりやすいのです。 文化や伝統も自ら学ばなくては身に…

アイドルとアウトロー

何の根拠で決めるのか、何に対して責任をとるのかが、日本人にとっては、世間であったと思います。そこで責任をとれぬ生き方をしたのがアウトローです。アーティストなどは、河原乞食、アウトローにすぎませんでした。 それが平均化した顔の平均化した声を目…

教養と事情

ある程度の教養への欲も必要です。飢えを満たす食べ物と高級レストランのごちそうの違いのようなものです。 教養は、文化につながりますが、マーケットとして仕掛けられたものも多数あります。それに振り回されても、売れたい、注目されたい、認められたいな…

自由に出せる声、それは暴走する声ですから、必ず、コントロールというブレーキが必要です。それを手にして初めて、人生で、現場でリアルに声を使えると思います。 あまり使えない声でも人は出せるので、多くの人がそこを気づかないでいます。仕事の声として…

根拠のない声

今の自分の声をどうしたらよいかということを問題とします。それで多くの人は、トレーナーにつきます。しかし、それが、本当の力となるには、そこに深い判断と根拠がいるのです。それも表面的なものでなく、本質的なものが必要です。 そこをスルーして、ヴォ…

ギャップの先の声

今の声に違和感があり、そのズレをなくしたら本当の声になるというのなら、どうなるでしょう。それは具体的には、自分のイメージ(理想)と現実に出している声とのギャップを詰めていくことです。しかし、そのイメージは、憧れの誰かの声であって、誰と特定で…

本当の声

「本当の声」というのを求めるのは、「本当の自分探し」と似ています。「自分の声は、本当ではない」としたら、本当でない声を使って出している人に、本当の声がわかるわけはありません。 誰かに「これがあなたの本当の声です」と教えられるのは、どうなので…

無限の問い

問いには、問いをつくるのです。ですから、完結しません。研究所のQ&Aブログがエンドレスに続いているようにです。 進化しているコンピュータも、処理速度や容量をどんどん増やしても、いつも足りないと、皆、言っていますね。情報とは、そういったものです…

保留

わからない相手とわからないことをやり取りする、そのときには、保留にしておくこと、それが、最も重要なことです。 わからないことをわからないままにしておくのが、本当に真実を求めるなら、大切な態度です。 どんどんと新しい答えや方法を発見するのは、…

死んだところからみる

今は未来から見ると過去となります。自分の未来の最後は死です。死からみるということです。 死を尊ぶのは、死んだ人を悼むとともに、その終止に敬意を払うわけです。 なぜ、人間の創り出すストーリーにゴーストものがこんなに多いのかと、昔からよく思って…

感度☆

アプローチとしては、感じやすくしてより鋭くするのと、感じにくくして鈍くするのがあります。感じやすくしたときにうまくいった人は未来へ、うまくいかなかった人は過去へいきます。大体はどこかで鈍くして自分を守ってしまうのではないでしょうか。 カラオ…

後ろ取り

反対にずっとうまくいかない人も理由もみえてきます。その多くは、過去の失敗に囚われています。これまでの経験のなかに埋め込んでしまうと、それが鈍いものであるのなら、うまくいきようがありません。 リズムもピッチも外れます。当ててきた人は、当たった…

先取り☆

すごいことが起きてしまって感動したときには、それは日常の時間や空間でもありません。我に返るのに、3次元の今の世界に戻ってくるのに、少しかかります。これは、音楽の現場では、体験している人も多いでしょう。 毎日、そうした奇跡を起こすアーティスト…