夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

評価の違い

日本では、熱心にやって、「トレーナーも喉を痛めた」とか、「何時間もつきあった」とかいうことで評価されやすかったりするのです。 親密さやサービスを価値ととり違えてしまうことがとても多いのです。

不安に寄りそわない

若いトレーナーをみると、素人の不安に、どうにもならない的外れな対処をして時間をとられていることが多いです。そうしても、次の対応にうまくつながらず、挫折するか、開き直って単なる批判者となりがちです。

同情より共感

「かわいそう」と同情して、相手の身になってしまうなら、それは、自己満足で有害になりかねません。同情するのではなく共感することです。相手と同じ感情をもつなら、それはプロではないのです。

影響の排除

熱心で真面目になる人ほど、知らずに相手に影響を受け、相手に同化してしまうのです。 本当の力がないと、よい方ではなく、安易な方やよくない方になびきやすいのは、世の常です。疲れてくると、そうなりやすいのです。常にリフレッシュし、真の実力をつけて…

同化しないこと

よく勘違いされるのですが、トレース(まね)するとは、相手に同化すればよいのではありません。同じように喉に悪い未熟な使い方をして痛めては、もはやトレーナーとはいえないでしょう。未熟なトレーナー、若いトレーナーは、そうしたことを起こしがちです。

改善の指導法

トレーナーは、相手の感覚、体の動きをトレースします。しかし、ベテランのトレーナーは鍛えられているので、相手が「喉が痛い」と言っても、自分が同じことをしても痛くはなりません。 そうした差異の事実を把握して理解しておきましょう。その上で、自らの…

現場に学ぶ

普通の人の感覚や現場の感覚を知らなくてはいけません。 それを全て知るというのは無理です。 そうではなく、少しのことから全体をつかむことの能力をもつことです。 その少しのことをつかむのを怠らないように努めましょう。 情報システムや体制次第で、か…

素人とプロ

プロでうまくいかないなら、素人がやったら、もっとひどくなるのです。 そういうときは、もっとすごいプロをみつけて頼むか、自らが真のプロになるしかないです。

プロと初心

プロに初心は必要ですが、初心者に戻ってはダメ、単に甘くなりかねません。 それで気持ちだけ、やる気や真剣さを思い出すというなら、プロ失格です。 いつのまにか忘れたことを猛省することから再出発することが必要でしょう。

慣れと鈍化

慣れると感じなくなるのが刺激です。トレーナーもまた、レッスンを続けているうちに慣れて、クライアントの感覚に鈍くなってしやすいものです。そういうときは、一度、中断、保留してみることもおすすめします。 その間が空くのはよくないので、研究所では、…

グレーゾーン

世の中には高額で詐欺まがいという治療もありますが、 その価値、値段は誰が決めるというのでしょう。 オレオレ詐欺や後家詐欺などは明らかに犯罪ですが、 金銭に見合った心のケアをしていたら、介護業と思えなくはないでしょう。 人によって金銭への価値観…

代替療法のデメリット

代替療法の効果は、疑わしいもの、害になるものもあります。 エビデンスに乏しく、人によって効果が違います。 効果が大きく出たり、全く出ないこともあるし、副作用が出るものもあります。もとより、エビデンスがしっかりととれるものではないのです。その…

代替療法のメリット

代替療法がよいのは、時間をかけられることです。 少なくとも、日本の忙しい医者よりはコミュニケーションが密にとれます。 そのために、感情、生き方へアプローチできます。QOLに役立つ可能性があるのは確かでしょう。

向き合う

人と向き合う面倒くささを魅力的なことと思えるようになることを願います。 それは、トレーナーに対しても、そのまま通じることです。 その先にようやく見えてくるものがあるのです。

論と証拠

なぜ、医師は、患者よりパソコンの画面をみるのかと思ったことがあります。データチェックや入力業務の必要以前に、きっと、それが魅力的か、楽だからでしょう。 しかし、データという事実は、見方次第でどうにでもなるのです。(alternative fact) 人は、…

念仏と仏教

「余計なことは考えない」というのが念仏、 「考えてこそ、人間だ」というのは密教です。 「信じたらよくなる」という思考停止が、信心ともいえるのです。 それは人間らしいことでもあるのでしょうが、 周りの人のためにも病、老い、死は、予め、考えておく…

自分の意志のあいまいさ

考えと現実とには、齟齬が、生じます。それは、必ずしも認識したり、自覚したりできません。 それは、錯覚が簡単に起きること、あるいは、手品で簡単に騙されることでもわかります。 自分の意見などは、あいまいなものです。 本人自身が変わったことに気づか…

愚行権

「死にたい」という願いへの対処は、難しいものです。 しかし、希望のないなかで、「苦しくても生きていけ」と他人が強要してよいものでしょうか。 自己責任で愚行権の行使をすることも必要か、と思います。 これは、ガンよりも透析などで問題になります。中…

「終の信託」

このテーマに関しては、「終の信託」という是枝監督の映画があります。 寝たきり10年というのは、昔はありえなかったでしょう。 今は、日本では、健康寿命のあとに、寿命まで10年あります。これが普通にあるというのは、普通ではないのです。

死ぬ権利

人は死ぬのに死なせないようにすることは、不自然です。 死を防ぐ判断は、本来、状況や年齢などにもよるものでしょう。 しかし、有無も言わせず死なせないようにするのが、今日の日本の医療です。 命を助けることだけを重視して、死にたくとも死なせてくれな…

7回くり返す

東大卒のエリートの書いた本に、「7回読めば覚えられる」というのがありました。人は、同じことを7回くらい聞かないと、わかっても身につかないのです。7回言わないと、わかってもらえないともいえそうです。

立ち上がって自由になる

立ち上がることは不安で勇気のいることです。 しかし、立つことでの不安定のみが、自由をもたらすことになります。

正しさは都合☆

自分が正しいと思うときに、みえなくなる、偏るのです。すべては自分の都合だからです。 そして、何もできないとき、何もできない自分がみえたとき、どうするのかということです。

匿名は呪い

誰からのかわからない、誰へなのかわからないメッセージは、スルーしています。そうしてよいと思うし、そうするべきと思います。自分宛でないものは、自分には不要です。 自分でなくともよいなら、自分にはどうでもよいのです。それは、受け取るだけでも、た…

関心と祈り

他人と比較することは不要です。 しかし、相手の変化に関心がいくとしたら、そこに今の自分のすべてがあるのです。 人は、学びのなかで生きています。ときに、他の人を必要とします。 他の人を裁いたり、癒したりもします。逆のこともあります。 そういうな…

続ける

わかるようになるように願って、学び続けましょう。 実のところ、わかろうとわかるまいと大したことではないと思うのです。 それでも、わかろうと努めて続けることが大切です。 内なる声に応じて、続けていくということです。

声との出会い☆

「誰かに呼び止められる」とします。 そこでは挨拶することが必要です。 つまり、挨拶が人との関係でとても重要なことがわかるでしょう。 誰かがあなたの声を聞いて反応するとき、その訴えに応じるとき、その関わりの中にあなた自身の存在が認められているの…

存在証明

「あなたに用がある」とあなたの存在を願ってくれる誰かがいること、自分がここにいてよいのかどうか、いるべきなのかどうかを問わずとも答えてくれている何かがあること、それらに支えられて、人は生きているのです。

メッセージ☆

赤ちゃんは、身近な人からのメッセージなしには人間となりえません。それがないと、まともに育たず、死んでしまうと言われています。 与えたとか受け取ったと確認しなくても、いえ、そうした意味さえわからなくとも、赤ちゃんは、育ち、学びます。それは私た…

心身知

自分の考え=思い込みから一歩、外に出ましょう。他の人の視点からみるのも有効です。それで見方が大きく変わることもあります。 これまでの世界について、思い込みが揺らいだり崩壊してしまったりすることもあるでしょう。それを恐れてはなりません。 する…