01.姿勢
ほとんどの人は、あごがまえに出ているので、斜めうしろにひくことです。胸の位置を少しあげてからひくと、首や喉を圧迫しません。親指であごを強く押してみてください。この状態で声を出すとよいです。 耳のまえにあごのちょうつがいがあります。これは、し…
喉がつまる原因の一つに、舌が固くなることがあります。舌根(舌の奥の方)が盛り上がると、口の中が狭くなり、変に共鳴した、つめた声となります。すると、音色も発音も不安定になります。舌が平らになった状態を鏡で確認して声を出してみましょう。 声楽家…
できるだけ休みを途中に入れ、心身ともに柔軟にすることです。私は、ヴォイストレーニングとは、声を出すことでなく、声の出る状態を取り戻し、その条件を確実につくることであると思います。トレーニングの終わったあとに、声がよく出るようになるくらいが…
発声というのは、体全体で行う運動と捉えましょう。歌は、音楽のなかでも、スポーツや舞踊といった肉体をつかう芸術と類似しています。そこで体をつかう分野での考え方がうまくあてはまることが多いのです。そのうち、歌や声と呼吸、体との関係がつかめてく…
声を出すことや歌うことも体を使うことなので共通する点はあります。体力や集中力、柔軟な体、勝負強さ、あがらない、リラックスができる、リズム感、基本の繰り返しの大切さを知っている、状況に応じた瞬間的な判断ができる、などです。ひとつのことを自分…