夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

01.姿勢/フォーム/体

操体法

橋本敬三の操体法は、体を楽な方へ曲げていくという考え方です。歪みのない体を保つために、痛みのある方を避けるのです。食べる、呼吸する、動く、思いをめぐらすで4つをうまく整えていくのです。引っ張る筋肉を鍛えるのではなく、緩める筋肉をさらに緩むよ…

DNAの修正能力☆

体を痛めると、とても、不便になります。しかし、人間の体には、自分などを超えたところから受け継がれてきた修正能力があります。 こうすると楽だとか、こうすると痛いなどという経験から、すぐに正しく予感させてくれるようになっています。痛みがあるゆえ…

嗅覚

子供の頃に、古いものや慣れていないものの匂いを嗅ぎ、音などを聞く経験をたくさん積んでおくといいと思うのです。 清潔なマンションで育つと、農家に行っただけでもカビ臭いとか湿っぽいとかで耐えられなくなりかねません。 成人して仕事についてから、上…

匂い☆

匂いは、記憶を司る海馬というところや記憶と結びついた感情処理する扁桃に、直接、達しします。ですから、匂いは、過去の記憶、情景や情感を伴っているのです。 匂いを感じなくなってしまうと記憶と感情が結びつかなくなります。 ぼけてしまったりします。…

臭覚と聴覚

ことばで得た記憶よりも、五感で体得されたものは忘れにくいものです。 ですから、高齢者であっても、生活の中で得た匂いは、強烈にインプットされているのです。 これと似ているものが、聴覚での音や声です。人によって好き嫌いが全く違ったりするのも、こ…

小顔と頭

芸能人などを見ると、一般の人たちが一声目に出すことばが「顔小さい」になっています。「それは頭が悪いことではないか」と感じる人はいないのでしょうか。 海外では、そうとられることもあるそうです。頭がでかい方が賢いとは限りませんが。

視覚と記号☆

スマホによって、心身がおかしくなり、ぶち切れやすくなるというのは、確かに一理あるでしょう。 視覚中心になると、どうしても五感のように身体からの情報処理というようなことが、うまくできなくなります。 視覚から入るのは情報=記号で、そこで切り取る…

背骨の把握☆

背骨は、小さな骨がつながっているのに、1本のように思っているものです。 背骨の下部の仙骨と股関節、さらに腸骨、仙腸関節で重心線を感じてみましょう。 腸腰筋は、大腰筋と腸骨筋です。その大腰筋は、胸椎12番から腰椎と股関節につながります。

足の把握☆

足は、2本といっても、その1本には太い脛骨(けいこつ)と細い腓骨(ひこつ)があります。筋肉がついているのですが、外側の腓骨に頼ると筋肉がより硬くなってしまうのです、 身体の中心は、決して一つではないのです。 多重化していて、しかも移りゆくもの…

身体からDNA 文明と文化

身体の鍛錬は、与えられたものを使い切ることからです。 言うなれば、赤ん坊、生まれる前、動物や魚のときからのDNA情報へアクセスしていくこととなります。 人間は、文明を自然に学んで発展させてきました。 文化については、内なる自然に、つまり体に学ぶ…

胸の把握☆

胸部は「鳥かご」に例えられています。でも、上が狭く下が広がっているように思わないでしょう。肩幅があるからです。それは、肩関節と肩甲骨で、喉下の2点の突起部である胸鎖関節だけで、やじろべえのようにつながっています。

腰の把握☆

腰には腸骨と仙骨があり、腸骨の下の方には2つの股関節があって大腿骨が出ています。しかし、私たちは、筋肉で腰とお尻と太腿として理解しているのです。 この2つの使い分け、いや、役割分担があいまいになり、ときどき無理な力が働き、腰痛になったりするの…

体のことばと感情

のみこめない、こなせないとは、ものごとの理解のことを体のことばで表しています。 腹が立ち、煮えくり返り、胸に突き上げ、熱く疼いて、むかつき、血が昇り、頭にくるのです。

姿勢を変える

姿勢は、仕事によって違ってきます。職業にもよります。 知識人、学者、インテリは、おでこの内に集中します。 経営者、オーナー、商店などの主人などは、人を動かすので、もう少し身が入ります。すると、背中から動くのです。 外から姿勢で正すのではなく、…

側弯症

顎が出て、胸が落ち込み、腰が前に張り出ている子どもが増えました。 それが左右に傾くと側弯症になることもあるので,、注意です。

体の重さ

体には重さがあるというのを発見してください。 たとえば、体の重さは、心と体の緊張がとれたときに感じられます。 腰が抜ける体験、ほっとしたとき、驚いたときを思い出してください。 TVのバラエティで、出演者が驚いたとき、憧れの人に会えて感動したとき…

立つ、跳ねる

立つということに、じっくりと向き合います。 上体を前に傾けて、重心を膝から足の裏へ移します。地の反作用で、膝、腰と伸ばして、斜め上方向に向けて立ち上がるわけです。 地から立ち上がる、自立するのです。そして、その喜びで跳ねる、ジャンプするので…

動物になる、蹴る

四つん這いで、動物のように動いてみましょう。 たしか、手足4本での走法で世界記録に挑む選手がいて、ギネスでしか記録になりませんが、100メートルも相当速かったです。4つの足と言っても、交互に地を蹴るので地に着くのは2本か3本ですね。 それなら、人間…

身体を生かす

身体性とは、体そのものではなく、イメージにすぎません。重要すぎてみえないこと、気づかないことがたくさんあります。空気はみえません。身体も痛みでもないと感じられません。

五感を使うために目をつぶる

私たちの世界は、およそ自分の目でみて、確かめられるもので組み立てられています。 可視化で知って認識しているのです。 その前に、五感があります。それをフルに使ってみましょう。 たとえば、暗いところで手探りで物事を把握するようにするとよいでしょう…

知るとわかる☆

頭で求める答えではなく、体で求めると応えが大切です。 それが、知るのではなく、わかるということです。

道具と身体

道具は、身体となじませて使い込んで一体化していくものです。 楽器や器具がデジタル化して小さく同じような形になっていくと、 身体と道具はなじみにくいでしょう。

身体の条件

発声は、身体が楽器ゆえ、肉体芸術として、アスリートと似た身体条件がいります。 それは、発声や歌唱の前に必要な条件です。 人前で1時間以上ステージを務めるところで必要なものというと、わかりやすいでしょう。 AIなどで作詞作曲して歌わせるなら、そこ…

身体とことば

ことばは、ただの観念、概念ではなく、身体化します。身体での動きも、自ずと独特のことばを生み出します。 ですから、ことばの習得や勉強も、ある程度は必要とは思います。 とはいえ、そんなことを全く行っていないのに、一流のアスリートのことばは、とて…

感応力☆

自我が強い人、頑固な人は、レッスンが軌道にのるまでに時間がかかります。こちらにすぐに乗ってくれない、乗るまいとしている人はなかなか難しいのです。 整体などでも、相手を信頼せず疑っていると、体も動かず、早くよくならないでしょう。 自転車の後ろ…

手ぶり身振りの効果

手ぶり身振りをつけると言いやすくなります。それは、誰でも体験していることでしょう。 ラップの第一人者が、手の動きを止めたら、ことばに詰まってうまくできなくなるのをみたことがあります。心身が動いていると、ことばもしぜんに出やすいのです。止まっ…

立ち上がって自由になる

立ち上がることは不安で勇気のいることです。 しかし、立つことでの不安定のみが、自由をもたらすことになります。

日常での運動☆

1日の消費エネルギーは、6%の基礎代謝、10%の食事で、30%が身体活動によるものです。運動で5%、あとは、日常生活や仕事での活動で25~30%です。 つまり、家事や仕事、そして、姿勢をよくしていることで、けっこうな運動となるのです。

ヤンキー座り

ヤンキー座りも、和式トイレの座り方ができなくなったと言われて久しいです。 この座り方では、脊柱起立筋が鍛えられますし、ヒップアップにもなります。

プリミティブな力

野生の力、原初のパワーは、リスキーな状態でないと蘇ってこないものです。 根本的な生きる力が失われてきているのは、命の大切さが、安全、安心第一に置き換えられているからでしょうか。