ヴォイストレーナーの選び方[アーカイブ版]

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

14.メンタルヘルス、イップス、心理的問題

気にしすぎることと診断結果

「健康診断や健康管理をしている人とそうでない人の死亡率は、変わらない」とか、逆に「何もしない方がよい」とか言われています。ほとんどの投資信託の運用利益がETFの日経平均株価推移を下回るのと似ています。 それなりに本気になっても、結果でみると変…

直視の嘘

「本当のことなら、目をみて言え」と言われます、しかし、目をみたら真実しか言えないというのは、違います。むしろ逆で、嘘をつきやすいのです。嘘は、予め用意してあるからです。 本当のときは、思い出すのに考えたり、迷い、じっとしていられないものです…

BGMのよしあし

私は、自分が生理的に合わない音楽、特に、歌を長時間、流されているのが耐えがたいことがあります。歌詞があるとなおさらです。仕事の場ではもちろんのこと、それが店、観光地であっても、滞在する時間の気分を左右します。 音量も心地よさに影響します。コ…

第三者役

情熱をもってクールになり切るのと、第三者的に演じることは違います。しかし、この二面は、どんな演者、いや、どんな人でも必ずもっています。 たとえば、自分とトレーナーをみます。ここでいうトレーナーとは、自分のなかのトレーナー像です。 私は、トレ…

抑える

自意識は、自己陶酔、自己愛になりがちです。集中して役になり切っても、そこに必要以上の過剰さ、過度さが出てしまうと台無しです。味付けが濃すぎるのは、薄いのよりも救いようがないのです。 吟味され、抑制され尽くしたものが、至高の芸です。話も歌も文…

自己を習う

覚えたままでなく、忘れては、常に返って事にあたる。 つかんだという確信がないから、また消えるのであり、まだ本物でないのです。 説明のつかない世界に中途半端に頭でわかって直そうとしても、完全に直っていないし壁も破れていない。そこを抜けそうなと…

まとめる習慣

やったことをまとめておくのは、とても大切です。それを詳しく思い出し説明するように日頃のトレーニングで行うのです。ゴルファーの石川遼さんは、いつも父と、そういう会話をしていたといいます。それは、彼の試合後のインタビューでの若さに似合わない驚…

習うということ☆

学ぼうとしているとき、すでに平常心は失われているのです。 禅の数息観で「イーチ」「ニー」と呼吸を数えます。声を出だすと、さらによいでしょう。 最初からうまい人はいないのです。 修行は体験での形から入ります。 問答はすべて自己否定であり、そこで…

修行ということ☆

こちらが苦しいときは、向うにもそれに対応する何かが生じかけています。ですから、ダメなようで大チャンスです。フォームは学べるが、そのタイミングはつかむしかないのです。 土台づくり、足腰なら歩くこと、登ること、走ることからやり直すことです。 山…

常に初心

世阿弥は、若年の初心、時々の初心、老後の初心と、3つについて述べています。 手に職のついたプロが語り始める、そのノウハウが書物の時代以降、印刷物で普及しました。早くハイレベルに身につけるためのやり方があって、それをノウハウというのです。 もち…

目的とそれに対するスタンス

基礎でも、部分の基礎には系、つながりの基礎があります。フレーズは、系を含むスタイルです。基礎と応用を経て、出てくるのがオリジナルフレーズであり、そこを追求することです。 基礎のない応用では世界に通じないのです。くせとまねに陥ります。事実、く…

プラスにする

マイナス面をなくしたり直すことで、プラスになっていくことをなくしていることが多いのです。だから個性がなくなります。 教えた相手が自分以上になっているか、とみることです。期間も大切です。自分より早く伸びているのはよいのですが、大半は、初めだけ…

スマホの害

最近、大きな問題になるのは、スマホ中心の生活です。スマホを正しく打つには、視線を定め、体を固めなくてはなりません。これは、心身に過度の負担と偏りを強いています。その時間と作業密度が突出したからです。家に閉じこもってのTVゲームと同じような悪…

自由と囚われ

声から自由になる、のは、どういうことでしょう。声をもたないということでは、ありません。声に囚われないで声で表現できることです。声をもっていてはよくないのではなく、声をもっていることに縛られないことが大切です。ということは、声をもっていない…

瞑想

体を動かさず、何も考えない瞑想が、また流行しています。ジョン・ケージの「4分33秒」は、まさに瞑想の時間でしょう。しかし、声を出したり歩く方がよい状態に入りやすいものです。人は、考えすぎたり動きすぎたら、それを抑えて休みたくなります。ですから…

観察する★

自分を客観視するのに、他に考えてしまうことが邪魔するのです。邪心があると、自分をそのまま、ありのまま現実として捉えられなくなるのです。 踊り手やモデルなら、他人の眼にどう映るのかを、鏡をみて徹底して客観視するトレーニングをします。ヴォイトレ…

発散と我慢

暇になると人は悪いことを考えます。これは、ネットをみれば一目瞭然です。そこにずっと匿名で悪口を書ける人は、暇な人です。エネルギーを他に発散できないから、そこに執着して表現の場を求めるのでしょう。 他に発散できないときは、ため込むべきです。我…

退屈と退化

刺激がなく、反応がなければ、人は退化します。ボケてしまうし死んでしまいます。ですから、人は、刺激を求めます。何もしない、何も考えないのは、まともに生きている人には、難しいことです。 退屈が嫌だから芸事も発達してきたのです。なので、退屈な芸事…

デトックス

生きていたら汚れるのはやむを得ません。多くの人に対していたら、それは何倍にもなります。しかし、掃除をすればよいのです。 汚れないようにしようというなら、人と交わらないようにするしかありません。毒のないものだけを食べようとするようなものです。…

力を抜く

力を抜くのは、脱力だからといってダラダラするのでなく、リラックスなどと緩むのではありません。目一杯集中してスタートすることが大切です。短くとも濃い時間を積んでいく、濃さが、いつか深さになると思ってください。 結果として、落ちついて少し高まっ…

無常と解放

無常とは、いつも時が流れ、変わっていくことと学びました。同じことは2度とないことですから、過去に囚われないことです。過去に囚われていると未来を悲観し、絶望しがちになるものです。日々、新たに生きることです。 客観視するのと、冷めた眼でみるのは…

傲慢と卑屈

自信をもちすぎで傲慢なのもよくありません。「もうわかっている」と言う人ほど始末におえないものはありません。わかったつもりになっていたり、自分のわかっているところに一方的にもってきて、相手のことをしっかりと捉えていないからです。 しかし、自己…

心とは、自分にはない、自由なもの、未来へのみえない不安によって乱れます。恐れることでのダメージは大きいものです。感情の乱れは深呼吸で鎮めましょう。 一日わずかでも、気持ちだけでも、明るく保つ時間をとりましょう。 心を落ち着かせることで、瞬時…

テンション

プロも、不調になれば落ち込んで、いらっしゃることが多いので、メンタルの立て直し、体の鍛え直し、モチベーションの向上というのは、もっとも効果的なアプローチです。ですが、それで解決するのは、むしろ初心者、素人の人です。 プロは、テンションはあり…

喉のズレ

しぜんに大きくたくさんいろんな声を出すというのは、ドクターストップのかかっている人や喉の病気や手術のケースは別です。その直後、リスタート時などでは、リスクが大きいです。自主トレと称して、大きく強く出そうとすれば声は出ますが、緻密なコントロ…

三重苦

第一から第三のケース、この3つが重なることも少なくありません。 ここに最後の助けとばかりに駆け込んでくる場合では、 1.声が出ないので医者に行き、 2.昔のように声を出す練習をあまりしていなくて、あるいは加齢などもあり、その前から調子がよくなく、 …

守りの限界

マイナスからゼロに戻すのは、トレーニングでなくケアです。それが必要なケースも当然あります。いや、むしろ、今の日本では、本人がそれを望んでいるケースがほとんどです。ですから、ヴォイトレでもケアがメインになり本流になりつつあります。私がそれを…

否定論

ヴォイトレ否定論について述べます。ヴォイストレーナーにも、呼吸トレーニングや筋力トレーニングを否定する人がいます。それが、この問題をさらにややこしくしているのです。それを言うなら、私はヴォイトレそのものを否定しているともいえます。だから、…

ステージで声が出なくならないために☆☆

本番で声が出なくならないためにはどうするのか、全く出なくならなくとも、声の不調は誰もが味わいます。 私は、ヴォイトレで、うまくなることよりも、タフになることを優先して考えています。それは、続けるための条件、よいものの出るための前提だからです…

守りでは守れない

守りから抜け出せなくなる人がほとんどです。すると、ゼロに戻すことが目標となり、そこでOKにしてしまいます。それで本当の力がないという事実に気づかなくなるからです。「よりよくする」でなく「こなす」ことで終えているからです。それを、今やヴォイト…