夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

14.メンタルヘルス/イップス/心理的問題

身体と人間関係

身体に比べると、人間関係というのは、複雑であり、一方で、すごく単純でもあります。喧嘩をしていた相手が、急に優しい声や申し訳そうな声をしてきたときに、喧嘩腰を続ける人は、さほどいないと思います。

ミラー化

すぐに相手に反応してしまうわけです。売り文句に買い言葉と同じで、何をいったということよりも、どんな言い方だったかということが感情に火をつけるのです。

声の本音と演出

声に現れた現象は、その人の心の内面が出ているというふうにいえます。ただし、絶対ではありませんが、人も大人になっていくと、そういったものをかなりカバーして演じられるようになります。

正しいにこだわらない

最初からきれいに正しくなくてはダメとなってしまうと、どんな習い事でも失敗してしまうものでしょう。楽しくなければ、よい声、よい歌になりません。

緊張と声の波形

緊張すると声が流暢に出ません。掠れたり割れたりします。それを検知するソフトは私の研究所にもあります。過緊張発声や痙攣性発声障害と言われることが多いです。

セッティング

自分の声は、自分の顔と同じです。顔はもう整形手術で簡単に変えられますが、声は手術などしなくとも、声そのものもその使い方も、かなり複雑な組み合わせなので、意図的に変えることができます。それをセッティングしているのは、これまでの慣習と自分なり…

限定をしない

自分の声が嫌だとか、歌が苦手という人は、そこに自分なりにこうでなければいけないというような限定をつけている場合が多いです。まずは声を出してみるとか、どうでもいいから歌ってみることを重ねていくところで、いろいろ修正されていくものです。

依存症☆

コーヒーがないと集中できないというのは、すでに、依存症になっているといえます。神経系を刺激する中枢神経刺激薬となるわけです。コカイン、アンフェタミン、ニコチンなどと同じです。逆に、脳の活動を鈍化させるのは、その抑制薬でアルコール、ヘロイン…

まじめからの切り替え

まじめで頑張り屋で怒りやすい人の場合、ある意味で完璧主義でしょう。いい加減なことが嫌いで正義感が強いような人の場合、余裕や遊びの部分がなくなって、常に全力投球の状態です。 ストイックなのはよいのですが、どこかでそれを切り替えなければ休まらな…

脱力する

結果を求められることに対しては集中し真剣にやるのは大切です。しかし、その分どこかで脱力しリラックスしておかないと、長期的には耐えられないわけです。 ですから、必要なとき以外は、脱力です。 ゆらゆら、フラフラ、くにゃくにゃ、ぐらんぐらんしてい…

薬害

発酵食品が、プロバイオティクス製剤になると、自然ではなくなるわけです。 ましてや、精神病はホルモンの異常だといわれて、そのホルモンを増減させたりするようなドラッグは、違法ドラッグと同じです。対処療法の中でも、こうして直接体内に入れるのは、ス…

現代病

感染症や骨折を除くと、野生動物は、病にあまりかかりません。人間に飼われるペットには、人間と同じような現在病が見られます。そこを考えると人工的なものの害がわかります。 理想は、どんなものを食べても、大して食べなくても生きていけることでしょう。

対処療法☆

対処療法で病気を治せないことがわかってきました。ほとんどの病気は、科学的には原因が不明です。ただ、たまたま効くような成分が当てはまって、薬ができます。それを得るために病名ができているのです。こういうことですから、根本的に治るはずはないでし…

病名

人間ドックや医学検査などというものは、病名をつけたり、病気だと思わせるために行われているのです。それは人々の不安を解消し、安心感を得たいという願いにつけ込んだものです。放射能の検査は、ガンを増やしやすいことは周知の事実です。

身体の声☆

胃腸が不調なときに、プロバイオティクス製剤が使われます。しかし、吐いたり下痢をしたりすることは、身体が不調から調子を取り戻そうとする反応なのです。生体を防御する反応を抑えてはいけないわけです。 そのときに、辛かったり痛かったりするので、それ…

医療化

いろんな社会問題は、その専門だけで解決できるわけではありません。しかし、それで解決できると信じ込んでしまう観念を、医療の場合、医療化と呼びます。

専門の限界

この世で生きているすべての、専門家は、万能ではないということです。それぞれに強みもあり弱みもあります。そこで教えることは、誰かのどこかの段階では有効であっても、そうでないことがほとんどなのです。

構図

医者が食事の本を書くと売れます。しかし彼らは、食や栄養の専門家ではありません。 栄養士が専門家かというと、これまた別の意味で、あまりあてになりません。 これは、薬の専門家が、製薬会社であって、コマーシャルを打つほど売れるというような構図に似…

生活の習慣の病☆

考えてみると、なぜ、生活習慣病になるのかということです。これは昔は成人病といわれていました。でも、成人したから罹るのではないです。 生活の習慣が悪いからなる、生活の習慣がよい人は少ないから、この名前がついた瞬間に多くの人が病と診断されること…

治ると向上☆

治るということは、もうそこに行かなくてもよい状態になるということです。 元に戻るのではなく、向上するということです。向上というのを、人並みになるというのでなく、人が追いつけないほど優れることと考えると、はっきりすると思います。

慢性病

生活習慣病や慢性疾患や難病は、現在の医学では、治せないのです。となると、医者のほかにいろんな人と付き合っていく必要が生じます。

医原病☆

人間の行っていることが正しければ、こんな世の中にはなっていません。間違った正しさを改めていくのに対して、明らかに間違っていることをチェックしていくことです。 医原病というのは、医療行為が原因で生じる悪化の状態です。薬害は、薬の副作用によって…

盲目的

私も自戒して気をつけているつもりですが、批判しているつもりの人が、最も批判されるようなことをいっていることが多々あります。 言葉や論理について、権威のある人やカリスマに教えを受けて、盲目的に信じているとか、自分の信用性を高めるために利用して…

信用度

信用するには、よくない人を例示します。 現実の場を持っていない人 多人数、長期的な指導経験をもっていない人、 同じような場で、同じような人たちだけを指導してきた人 自分よりもできない人としか接してこなかった人 他の分野の第一人者などと交わりのな…

依存心☆

特に問題なのは、現代になり人類全身体にはびこってきた依存心についてです。 例えば発達障害などというのは、状態を表したものに過ぎません。そこで現れる状態を、社会が許容していないことで、病気と判断されるわけです。

発達障害

発達障害は、大人の都合のようなものです。原因について触れられていないからです。まわりの環境や食生活を含めた日常生活の問題ということになるのでしょう。

緊張関係

何かをやるときに、恐怖や怒られてやるのでは、全く違います。それは、本物ではない偽物だからかもしれません。 人の不安を刺激し、「そのままだとよくない」というと、相手は動きます。 そういう場面をたくさん見てきました。緊張して萎縮させ、操るという…

共依存☆

ある意味、相手を緊張させて、うまくいかなくして、それを解いていって成果をあげる。 メンタルトレーニングによくあることですが、それがトレーニングでも使われていることがあるので、よく見ることです。効果があるから、受け取る人は、すごく信用するわけ…

専門知識

テレビの健康番組にもよく使われていますが、注目させて信頼させるための手段として、専門的な知識を誇示します。「今のままではよくない」と脅すことによって人を動かします。 不安や恐れを増長して、味方になってあげるようなことは、トレーナーにもいるよ…

メンタルと可能性

日本人は精神的に感情を表立って出さないことをよしとしてきました。悲しいことがあっても楽しいことがあっても、気持ちのままに、泣いたり笑ったりすることを大人げないとしてきたわけです。 それによって、ストレスを吐き出せないで病む人もいますが、気持…