夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に  バックナンバーは「夢実現・目的達成のための考え方と心身声のトレーニング」をご覧ください http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

28.福島英

切れないこと

私のように選択する間もなく若い頃からずっと通して、 いろんなことをやってきたのにも関わらず、 これ一本は続けてきた。ということは、 ある意味では、理想的な成り行きだったのかもしれません。 続いたというのは、仕事が切れることがなかったということ…

選ばない

私のまわりには、プロの人が多かったために、 若くして業界のなかで生きることの表裏を知ったわけですが、 それでも、変革への大きな使命感が、ありました。 実際に、憧れの人のもつ憧れの人生を選ばなかったといえば、そうなります。 それが自分によかった…

囚われない

自分のやってきたことが、世の中で意味や価値があり、人から評価されるのか、 そして、それを信じられるのか、 若いときは、これらのことに、私も囚われていました。 なんせ、ヴォイトレということばも知られていなかった頃です。 この問いは、アーティスト…

好きなこと

私の経験からです。 好きなこととは何なのか、それをやっていたら満足できるのかと思い、 いろいろやってみました。 しかし、多くは、飽きて続きませんでした。 早くうまくできるほど飽きます。 そうでないものは諦めてしまいます。 しかし、それもやってみ…

できるとできない

私はできる人よりできない人に共感します。自分ができていなかったから、できないことがどういうことかが、よくわかります。そして、たくさんのできる人を見てきたので、できる人のできないのがみえます。できない人の原因や可能性がおよそ、みえます。欧米…

断言できること

私自身、始めたときは、喉の病気にもメンタルトレーニングにもヴォーカルトレーニングにも、今からみると、とても通じていたとはいえません。 そのときから、自らのできないことを知り、できることを探ってきました。「私は、もうできています。それを教えま…

根源の価値

根源的なものは、私も研究所のレッスンをも離れたところ、もっと深くにあります。ここは、一等地にショーウインドーを出している画廊のようなものでしょうか。研究所も、いつ知れず華やかになりました。しかし、本当の価値は奥に眠っているのです。各人で掘…

スラスラ

素人がTV慣れしてスラスラと話すのは、不気味です。 私の20代もそうだったかもしれません。それは、プロとして振舞おうとして内容のなさを情報量で補っていたからです。この、ことばの滑りを、いつも終わった後に居心地悪く感じていました。10年くらいの間で…

言行一致☆☆

言うこととやることが違うという批判はよくありますが、ことばと行動の完全一致は、ありえません。 どちらかがよりすぐれていたり、よりよいということもありますし、比べられないともいえます。 これまで身につけてきたことの経験によって、なかなか身につ…

再現性とタフな声

私は1日に12時間以上の個人レッスンをしていて、自分がレッスンに通った時よりも声が鍛えられました。くり返して同じにできること、まさに、日常が声を出す毎日でした。 そのときにわかったことがあります。よい声と、強い声、タフな声、ハードに仕事に使え…

大勝負

思いを入れすぎて失敗することがあります。ビギナーズラックは、思いの入れすぎで起きるときと、思いを入れずに起きてしまうことがありそうです。私も、2度ほど最高のレベルの発声、歌唱の経験があります。録音していなかったので、客観的にはわかりません。…

時代の変化

私が育った頃には、歌手は、詞や曲を渡され、自分のものにするために作品の全解体と声での再構築をするのがプロだったものですが、大人になる頃にはすっかり、シンガーソングライターが主流になっていったのです。さらにその後、プレイヤー、プロデューサー…

心身と声

私が最初にヴォイトレを一般の人と行ったとき、何人かの若い人に、ヴォイトレよりも古武道を先に勧めたことがあります。今なら、トレーナーが、体や呼吸を、かなりの時間を割いて指導しています。それでも、声のために心身を整えさせるなら、ヴォイトレより…

専門

専門家は、他の専門家との連携はかかせません。自らの限界と他の専門家に任せるべきボーダーを知っているからこそ専門家です。その専門の限界を知らないのが素人です。 私は、世界、未来を見ることを学んできました。しかし、素人さんの声への考え方までのフ…

自論

専門家が専門外で自論を述べるのは、一つは、一人の生活者としてです。ただし、多くのケースはその専門で成功するまでに磨いてきた知恵で本質を捉える力を期待されるからです。 そのなかには、知名度や人気での影響力で、ということもあります。今やタレント…

なぜ答えるか

「なぜ専門以外のことに言及したり、発声以外の質問に答えるのか」と聞かれたことがあります。それは、聞かれるから答えているのですが、興味、関心があり、答えられたりするからです。 人に何かを伝えている以上、そういう内容には、私に限らず誰でも触れて…

公と表現

公とは何か、専門とは何かについては、私もいろいろと思うところがあります。若い作家やタレントが、時事問題などに全く外れたことをコメントしているのを見ると、彼らより、そのミスキャスティング(した人)を情けなく思うこともあります。有名な歌手や声優…

行き着く先☆☆

歌やトレーナーを目指したところから、すでに時代から遅れているという見方には、今さら言及はしません。私はそことは分けて動いています。しかし、レベルでは、トレーナーもやがてナレーター、声優と同じくAIに取って代わられるでしょう。 日本では、ヴォー…

これから、日本は

今の日本の場合、出過ぎても打たれずに無視され、その存在を許されるので、誰もがやりたいようにやればよいと思うのです。出過ぎる人が出ていくと、それを超える人も増えていくでしょう。妬み、嫉み、狭量、平等意識の強い、相変わらず村社会の日本では、持…

自戒☆☆

声の問題を突き詰めると、心身のことからスピリチュアルなことまで含まれます。相手の未来に対して取り組むのですから、将来の世の中への予見も必要です。その上でその人が声を背負ってきた半生、育ち、誕生、もしかすると、それ以前へまで関心を向けざるを…

表現か機能か☆☆

これまで多くの歌を判断してきました。プロデューサーとしてではなく、トレーナーとして、です。プロデューサーとしての判断は、プロデューサーになり切ってみるのですが、なり切れない分、プロのプロデューサーに劣るわけです。私からいうと、割り切れない…

本質と本物

本質について語る資格があるのかとは、いつも自問することです。そういえば、私が、本物とか、本当とか、本質とかを、現場で、ことばとして使うことはあまりありません。私に接した人は何千人かいるでしょう。ビジネスマン相手に「感性」論として、本質の把…

質問の意味

私も、先生に、本当に知りたくて質問したことはありません。コミュニケーションのツールとして、ときに使いました。まともに質問できるレベルになって、ちゃんとした質問をしよう、と思っていました。会っている時間に、下手な質問をたくさんするのは愚かな…

体で聞く☆

昔の人、というと失礼ですが、私が研究所を始めたときには、レッスンの質問は、ほとんど出なかったのです。レッスンを受ける前に、大方は片付いていました。大体は、事務的な質問だったのです。レッスンでは、参加者はひたすら体で吸収することに専念してい…

馴れる

私たちは頭で考えて動いているつもりで、そうではありません。頭をストップした方がうまくいっていることを知ることなのです。目的地はセットしなくてはいけませんが、同じところへ毎日行くのであれば、家を出たら会社や学校に着いているものです。これもト…

フィルターと価値

落語や邦楽に比べ、歌は日本人の二重性、舶来品好きがフィルターをかけている分、プロゆえに、そのふしぜんさ、特殊であることに気づかなくなることが少なくありません。 当初、「男が音楽やファッションにうつつを抜かすとは…」などと言われた時代に学んだ…

一般化する

オペラがつまらないと思うのなら、そんなものに接せずに自分がやればよいのです。出演者が客にまわるほど感動できることを自分でやればよいのです。私は彼らの期待する客から最も遠いか近いのです。 しぜん=素人として、こういうのを見ない人、途中で切った…

リアリティ

小さい頃、映画館に行くと、映画というフィルムの世界に入れず、自分の外側の世界を感じ、きまりの悪くみえていたのを思い出します。スクリーンに知らない世界の映像が投影されている。そんな感じです。 200年前の、遠いヨーロッパの国のことを日本人が、向…

自然と訓練

正月恒例のガラコンサートに文枝師匠が出演されていたので、通してみました。昨年は少し若返りして、ガリガリしていた、若さでなく質ですが、今年は、今の日本の舞台でよくやるものを中心に、タレント、知名度のある人をもってきて視聴率を上げようとしてい…

ことばの力

私は、写真や動画は、情報量が大きいので参考にしますが、自分に取り込むにあたっては、発信している人の情報とその文章をみます。 TVの大きな影響力はまさに「百聞は一見にしかず」ですが、その「一見」は、自分が生でみたものではありません。誰かが意図を…