私が声とその周辺のことに人生の多くを費やしていることがわかると思います。会報を300号以上、出し続けているので、それを読むと歩みがわかってもらえると思います。(年鑑も刊行予定)
私がこのようなものを書くときには、同じことを何十回、聞かれたくないからということも少なくありません。しかし、それだけ多くの人が同じ問いを発しているのだから、早く伝えたいと思うのです。
もう一つは、今の時代において、ヴォイストレーニングがどういう意味をもつか、というところからヴォイストレーニングを考えてみたいということです。ヴォイストレーニングをしたい人や、ヴォイストレーニングをしている人、特に最近多くなったヴォイストレーナーも念頭において、述べています。
私も、多くの先達の、方法、考え方も参考にしています。これについては、いずれ、機を改めてまとめたいと思っています。