1.トレーニングは、器を大きくし、可能性(限界)を広げていく。
歌は伝えるための器のなかで切りとり、作品として最高のものに編集していく。
花壇づくりと活け花のような関係。
2.どんなメニューがよいかは、目的にどう結びつけるかで決まる。目的に結びつかないと本当には使えない。それ
ぞれの必要性に対して位置づけがある。
3.問題を発見するためにメニューをセットして、発見したらそれに対応をとる。その場での処置法と根本的な対応
とは、異なるので、二段構えにする。
4.体に教え込み、意識せずともやれるようにしておかないと、何事にも対応できない。
正確さが欠けたり、遅れる。
5.自分で必要と感じて初めて意味がある。全身と全精神で捉えようとしたときに、どんなに必要か、どんなに欠け
ているのかを実感することから、心身と結びついてくる。
6.目的と優先順位をはっきりさせる。トレーニングは部分的な目的達成のための必要悪である。早く効果を期待す
れば、無理がくる。