夢実現・目標達成のための考え方と心身声のトレーニング(旧:ヴォイストレーナーの選び方)

声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に( 1本版は、https://infobvt.wordpress.com/ をご利用ください。)

吸う練習は不要

声は、息を吐くときに、出すものですから、声のコントロールは、吐く息の調節、維持によって行われます。そこでトレーニングは、自分の吐く息を思い通りにコントロールするために行ないます。吐く息の量や長さを自由にコントロールできるようになれば、息を吸うことも自然とできるようになってきます。

吸うことを意識して、吐くのと同じか、それ以上に時間をかけてがんばって息を吸っている人がいます。しかし、実際は、“吸う”というより“入る”といった感じがよいのです。

将来的には、息を吐いたあと、体全体がバネのように息を取り入れられる体をめざしてください。そこに「吸う」などという動作があってはいけないのです。「スゥーっ」と吸う音が、あまりに聞こえる人は、よくありません。