ヴォーカリストに関しては、努力をしているのに方向違いであったり、どれだけのことをしなくてはいけないのかがまったくわからないまま、日々不安に過ごしているのが現状のようです。自信と確信のないところでは、上達することは難しいものです。
信じることを信じられる以上にやって、ものごとははじめて成就するものだからです。そのためには、日々やっているトレーニングを、信じられることを納得するところまでやり続けることが大切でしょう。
少なくとも、同じ努力をするのでしたら、効果のあるようにセットすることです。同じ練習をするのでしたら、練習をした結果、身になる方がよいに決まっています。その苦労と努力に対し、課題として明確に方向性を与えるのが、レッスンではないでしょうか。