メジャーデビューを目指すなら、有能なプロデューサー次第でしょう。自分のスタイル、バンドなのかソロなのかでも違います。「デビューしたらプロ」と考えるのもどうでしょうか。
それで食べているというのと、食べていけたらというのもかなり違います。今やヴォーカルは、職としては成り立たなくなりつつあるのです。
すぐれたプロデューサーが、人をみるときは、ヴォイストレーニングの成果など折り込み済です。1、2年、ヴォイストレーニングをやって、そこで奇跡が起こることはありえません。
主に行われているのは、ピッチが安定しないことへの、ピッチトレーニングと無理な高音トレーニングです。急に腹式呼吸などやっても、かえって歌がくずれるだけです。歌とトレーニングの関係をきちんとふまえないからです。