あなたは、世界一、声域のある人、声量のある人、音程のよい人になりたいわけではないでしょう。自分自身のもって生まれたもの、育ちで得られたもの、思考や性格もふまえて、オリジナリティを確立させていきたくはありませんか。高いレベルでは、他人はそれしかあなたに求めません。
そのためには、しぜんに応用してみることから入るのが一番です。それは、今のあなたそのものですから、未熟なものかもしれません。しかし、あなたが誰かのものまねをするより、まだ評価できないレベルなのです。だからこそ、学んでいけるのです。
未知の本質的な目的に対して、学んでいくスタンスをとっている人は、あまりに少ないのです。トレーナーも同じで、プロや自分に似させようとする人が大半です。気をつけなくてはならないことです。