よく、トレーナーにつくと間近に見本がみられてよい、という方がいます。距離として間近で、時間のプロセスとしても、ゆっくりと同じ一つのフレーズだけくり返してくれたら、確かにわかりやすいですね。しかし、こうした内容と表現法は、芸、表現、歌としては違います。
今は、師匠につかなくても落語は覚えられます。作品も教材も売られ、学び方の方法まで、ていねいに解説されています。
私も本や教材はつくっていますが、それはレッスンに来られない人のためです。レッスンに代われるものではありません。とはいえ、必ずしもレッスンが必要でないのです。