ゴルファーについての話です。これだけ道具、ボール、テクノロジーが進歩しているにもかかわらず、20年前とアマチュアのハンディキャップは進歩していないというショッキングなデータがあるそうです。
コンピューターで分析するほど、枝葉末節に関わり、多くの人が悩んで迷ってしまっているからです。
これは歌や役者にもいえます。科学や分析、理論、技術ということばが一人歩きをはじめています。底辺のレベルはそれなりにあがったと思いたいものの、大成する人は、少なくなっています。
声や歌において、スポーツやダンス、バレエのように、世界レベルでの活躍ができる人や天才スターは生まれそうにありません。レッスンの変容をみているとよくわかります。