私は急がないこと、押し付けないことをトレーナーに求めています。
トレーナーに受講生と考えるか、アーティストと考えるかによって大きく違ってきます。歌手の満足度は客の声、トレーナーの満足度は受講生の声によるのでしょう。でもただ満足でよいのでしょうか。その問題はとても大きいはずです。
- 受講生が自分の声に自分なりに満足する
- トレーナーが生徒の声に満足する
- 客が生徒の声に満足する
それぞれにどうよいのかということでしょう。
aは、ビジネスとしてはよいでしょう。お客のニーズにトレーナーが合わせサービスする、CS(顧客満足)です。
cは、ステージ、作品から考えるので、よほどの人でないと、弱点を隠し、今風に合わせてまねする形になりやすいです。プロデュース 演出家型といえます。
b は、トレーナーによって、a、cになるスタンスもあります。あるいは、受講生によって、a、cになるケースもあります。私はbですが、a、cに、トレーナーに対話させることもあります。