- 声や声のための体づくりにだけタッチする
- 表現や仕上げまで関わる
大別して、2タイプのトレーナー、トレーニングする人がいるわけです。
aはフィジカル(パーソナル)トレーナーやマッサージ師、医者のようなものでしょう。日本でヴォイスティチャーやヴォイスコーチでなく、ヴォイストレーナーという名称がつけられたのは、そういう役割分担だったのかもしれません。
その割には、ヴォイストレーナーはヴォイスのトレーニングではなく、歌い方やせりふを教えていることが多く、基礎について徹底していなかったのです。今は逆に体や声の知識が過剰になり、そのためメニュや方法だけが一人歩きして、声そのものが力を発することができないようになりつつあります。